講師のためのオンラインヨガ始め方ガイド！ZOOMを使ったレッスンのやり方

こんにちは、長井 達也です。

今回は”講師のためのオンラインヨガのやり方ガイド！ZOOMを使ったレッスン方法です。

オンラインレッスンとは、インターネット回線を使用して受講者と講師が動画で遠隔でレッスンを行う仕組みを言います。

現在オンラインレッスンは様々な形式や分野で提供されており、ヨガやトレーニングだけでなく言語学習、音楽のレッスンなども人気です。

コロナ禍の影響もあり注目されたオンラインレッスンには、多くの利便性が挙げられます。

例えば生徒は自宅やオフィスから授業を受ける事ができ、交通や移動時間の負担を軽減する事ができます。

一方、講師も時間や場所に制約されずに全国の生徒に教える事が出来ますよね。

そこでこれから副業や起業の方法として、オンラインでヨガのレッスンをやってみたいという方も多いと思います。

しかしオンラインでヨガのレッスンを始めるにも「パソコンは苦手！」「何から準備すれば良いの？」など疑問や悩みも多いのではないでしょうか？

確かに、オンラインレッスンのやり方としては、Zoomと呼ばれるテレビ会議システムを用いたレッスンが主流です。

しかしZOOMは元々アメリカで遠隔会議を行うために開発されたサービスであるため、日本では利用経験がない方も多いと思います。

そこで今回オンラインでヨガのレッスン開講されたい方にむけて、

• オンラインレッスンの最新情報
• Zoomを使ったオンラインヨガ・レッスンのやり方
• Zoomを使ったオンラインレッスンの予約受付・課金方法

について解説していきますね。

オンラインヨガのレッスン最新情報

それでは、まずはオンラインレッスンを行うために生徒さんが必要となる環境から説明します。

生徒としてオンラインレッスンを受講する場合、スマートフォン、パソコン、タブレットなどでの端末とインターネットに繋がる環境があれば可能です。

そのためコロナ禍に伴い気軽に外に出れない環境が続いた為、オンラインレッスンに関しては多様なニーズが生まれました。

なお、下記はコロナ禍において誕生した最新のオンラインレッスンの大手サービスです。

	月額料金	備考
LEAN BODY	980円（税別）～	日本最大級のオンラインレッスン
フィットネスミラー	8,900円（税別）～	日本初ミラー型フィットネス
30.f	4,800円（税別）～	ビデオ通話によるリアルタイムレッスン

※３０Fのみ、リアルタイムのオンラインレッスンで、その他は番組型（事前録画）となります。

つまり施術者が直接オンラインで指導を行う場合は、事前の録画配信型ではなく３０F型のサービスが参考になりそうです。

オンラインヨガのレッスン配信に必要な機材や手段

講師としてオンラインレッスンを配信したい場合、生徒同様にスマートフォン、パソコン、タブレットなどの端末が必要です。

また端末機器がインターネット（WIFI）に繋がる環境も用意もあります。

なお、オンラインのヨガレッスンを配信されたいトレーナー講師は、上記に付加していくつかのサービスを契約する必要があります。

そこで講師となる施術者の皆さんがオンラインレッスンの配信を行う際に必要な機器やサービスを紹介していきます。

オンラインレッスンの配信手段：Zoom

オンラインレッスンを配信する上で必須となるのは、インターネットを利用したビデオ会議システムです。

今回は複数のサービスがある中でも、動画配信の安定性などに定評があるZoom をオススメします。

Zoomは、Zoom飲み会なんて言葉が生まれたように、コロナ禍において一躍メジャーとなったビデオ会議（双方向ビデオチャット）システムです。

ZOOMの特徴は、無料でも１最大４０分配信が可能です。また時間無制限の場合でも20,100円（年額）で利用可能です。

ZOOMでオンラインレッスンを配信したい場合は、まずはサイト上部右側の「サインアップは無料です」より会員登録。

あとは URL 通知をクリックすると自動的に Zoom が起動してオンラインレッスンを開始可能です。

また Zoom は、クローズドでプライベートな配信が可能なので、有料での会員向けにレッスンを行う場合には特におすすめです。

オンラインヨガのレッスンに必要な予約・決済方法

Zoomを利用したオンラインヨガの動画配信準備が出来たら、次はオンラインヨガの予約受付と決済サービスを準備する必要がありますよね。

そこで個人的にオススメするのは、オンラインレッスンの予約受付と決済機能が１つになった無料予約システム【STORES 予約】です。

STORES予約は、オンラインレッスンの予約受付サイトを作成する事ができ、予約受付やレッスン料の決済なども行えるサービスです。

なお予約受付サイトを作成する際も、Webの知識がない方でも本格的な予約サイトを簡単作成できます。

また特筆すべきは、Zoom 連携機能です。

この機能を使えばレッスンの予約＆決済が完了すると、ZOOMでオンラインレッスンを行うための URL が生徒にメールアドレス宛に自動発行されます。

後は生徒の方が希望時間になったら、メール配信された文面のURLをクリックする事でオンラインレッスンを開始する事ができます。

なお、予約受付には下記のサービスもあります。

予約システム	STORES 予約	Square予約	MOSH
初期費用	0円	0円	0円
月額費用	12,980円	0円	0円
決済手数料	4.9% +（99円/1件）	3.25%（対面決済） 3.60%（WEB決済）	6.5％ +（99円/1件）
予約件数	200件	無制限	無制限
備考欄	ZOOM連携あり	顧客管理に対応	ZOOM連携あり

オンラインヨガのレッスンに必要な撮影機材

さて、次はzoomなどを利用したオンラインレッスンの動画配信を行うために必要な機材について説明します。

基本的には、お持ちのスマホやノートパソコンを配信用の撮影カメラとして利用します。

ただしオンラインレッスンである以上、手にスマホを持ってレッスンを進行するのには無理がありますよね。

そこでスマートフォンで撮影する場合には、スマ－トフォンフォルダー付き三脚などを準備します。

また生徒さんとの会話をしながら進行するので、ブルートゥースイヤホンなどワイヤレスイヤホン（iPhoneなら、AirPods Proなど）があれば便利です。

ほかにも複数の生徒さんと同時にレッスンを行う場合、スマホやノートパソコンなどZOOMの配信用機材と液晶テレビやプロジェクターとをつないで（通常はHDMIケーブルというケーブルで接続）大画面で確認するのがオススメです。

最近はプロジェクターといっても、1万円前後でいい商品が増えてきました。
比較ポイントはルーメン値（明るさの指数）です。それらを参考に検討してみてはどうでしょうか。

マイク・周辺機器

PC周辺機器の家電メーカーとして有名なサンワカンパニーがオンラインレッスンにオススメなグッズを特集しています。

レッスン場所の環境に応じて機器を選ぶ必要があるため、最初から高額な機器を買い揃えるのではなく運営しながら不足分を買い揃えていきましょう。

まとめ

以上、”講師のためのオンラインヨガ始め方ガイド！ZOOMを使ったレッスンのやり方”はいかがでしたか？

オンラインレッスンは、受講する側にとって移動時間も削減でき効率的なレッスン方法といえます。

また講師側としてもコロナ禍で売上減少を最小限止め、三密を避けたスクール運営を継続していくためにもオンライン（リモート）での開講は不可欠です。

一方でオンラインレッスンは、現在ヨガやフィットネスなど一部のジャンルには限られてしまいます。

まだまだ新しい生活様式の発展途上ともいえるため、オンライン・オフラインハイブリットの収益構造が大切ですよね。

まずは気軽な気持ちでオンラインレッスンを始めてみてはどうでしょうか。