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RIZAP監修フィットネスジム「chocoZAP」のビジネスモデル解説!

2022年8月30日

RIZAP監修フィットネスジム「chocoZAP」のビジネスモデル解説!

こんにちは、長井 達也です。

今回は”RIZAP監修フィットネスジム「chocoZAP」のビジネスモデル解説!”です。

パーソナルジムで有名なRIZAPが、今回セルフのフィットネスジム事業『chocoZAP(ちょこざっぷ)』を開始しました。

chocoZAPの特徴

・月額2,980円(税込み3,278円)で24時間使い放題!
・フィットネスだけでなくセルフエステ・セルフ脱毛も可能!※1
・会員登録や入退室&予約などはchocoZAPのアプリで完結。


エステサロンやパーソナルジムを経営する方にとっては、近場にchocoZAP(ちょこざっぷ)が出店される事で脅威に感じられている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、

  • chocoZAP(ちょこざっぷ)とは?
  • chocoZAP(ちょこざっぷ)のビジネスモデルとは?
  • chocoZAP(ちょこざっぷ)の利益率・損益分岐点は?
  • chocoZAP(ちょこざっぷ)の課題は?

と言った内容について分かりやすく解説していきますね。

※1「セルフ脱毛」は8月下旬〜9月中に順次導入予定。またセルフ脱毛の利用にはアプリからのご予約が必要になり、1枠20分、最大2枠連続(40分間)までの予約となります。

 

chocoZAPとは?

chocoZAPとは?

 

1日たった5分の「ちょいトレ習慣」で、ラクに続ける初心者向け・運動嫌いな人向けの新感覚のフィットネスジムとなります。

chocoZAPの利用料金は月額2980円(税別)の定額、いわゆるサブスクモデルで、現在は東京など関東を中心に現在109店舗(2022/8/20現在)と破竹の勢いで出店しており、新規オープンも続々と予定されています。

なおchocoZAPのライバルとしては、カーブス(日本では2000店舗 月額7,000円台)、24時間フィットネスで有名なJOYFITの別業態(FIT365 月額2980円)が該当するのではないでしょうか。

これらのライバルに対しchocoZAPの差別化ポイントは、RIZAPの知名度を生かしたブランディング、セルフエステやセルフ脱毛も用意し「じぶんでdeエステ」などの業態まで取り込んだ、サービスの”コンビニ化”で差別化を目指していく事になりそうです。

chocoZAPの内容

・初心者でも、運動嫌いでも続けやすい
・初心者でも使いやすい、日本人の骨格にあわせた完全特注マシン完備
・使い方がわからなくても安心!マシンの使い方動画で詳しく解説
・セルフエステやセルフ脱毛もOK

 

chocoZAPのビジネスモデルと損益分岐点

今回、大阪市中央区久太郎町3丁目(約28坪 坪単価2万円前後)に2022年9月16日オープンするchocoZAP本町店を元に計算していきたいと思います。

まずchocoZAPのベースとなる売上は、1顧客あたり月額3278円を徴収するサブスクモデルの利用料金です。

次に経費としては賃料、光熱費、内装造作・備品類の減価償却・通信費(光ファイバー)・クレジットカードの決済手数料などになります。

※本部経費である販管費は考慮していません。

これらを考慮して損益分岐を計算すると、上記の表の通り月間280人の顧客数が必要となりました。

この事からchocoZAPが安定経営していくために、効率よく顧客をストックし、LTVを伸ばしていく施策が重要となります。

はてな

LTVを直訳すると顧客生涯価値となり、一人のお客様が最初の来店から最後の来店までに支払ってくれた総収益になります。

そのためにハード面ではセルフのフィットネスジムが多いエリアに出店し、顧客を塗り替えていく必要性があります。

そして顧客を飽きさせない来店動機の拡張が重要になります。

一方ソフト面では、顧客のモチベーションを維持させる事がなにより大切になります。

 

chocoZAPの課題は?

chocoZAPの課題は?

chocoZAPのハード面を考えると、セルフのフィットネスジムやスポーツジムが出店しているエリア(職住近接)に出店し、それらの顧客を自分の顧客として鞍替えさせていく必要性があります。

また顧客を飽きさせない、来店動機の拡張も重要になります。例えば今後はAIが搭載されたスマートミーラーなどが普及してくるはずです。

そうなれば現実世界に仮想現実世界を重ねた拡張現実(AR)で、より具体的な未来の私や、ビフォーアフターを提示する事が可能になるかもしれません。

 

一方ソフト面に関しては先程も記載した通り、モチベーションを維持させる事で、LTV(生涯顧客価値)を伸ばしていく事が重要です。

しかしRIZAPはそもそも、スポーツジム(通っても結果が伴わない)のアンチテーゼとして、個室&マンツーマンによる指導で「結果にコミット」する事で売上を伸ばしてきたパーソナルジムです。

無人店舗のchocoZAP(ちょこざっぷ)で、顧客のモチベーションを維持させLTVを伸ばしていくのは正直苦戦するのではないでしょうか?

そこでchocoZAPが顧客を安定的にストックしていくために重要となるのが、「結果にコミット」させるアプリ開発だと思います。

もっともchocoZAPから現在提供されているアプリは、決して評判の良いものとは言えない状況です。

またアプリを通して、自宅でもトレーニングできる様に「3日間集中プログラム動画」や「RIZAP現役トレーナーによるLIVE配信」などコンテンツ動画の見放題などが無料提供されていますが、最近はYOTUBEでも充分な動画コンテンツが揃っています。

今後の改善策の方向性としてフィットネス、ゲーム、娯楽を組み合わせたファミリー層をターゲティングした任天堂「リングフィット」をお手本とするサービス設計が重要です。

またchocoZAPを展開する上ではゲーム性を待たせるだけでなく、パブログの犬的な分かりやすい報酬(現金・景品)もアプリに組み込む必要がありそうです。

しかしアプリの良し悪しを決めるのは、SIerではありません。

発注する側に適切な人材が揃っていないと、当然ながら良いアウトプットは出来上がってこないため正直苦戦するのではないでしょうか。

 

まとめ

以上、”RIZAP監修フィットネスジムchocoZAPのビジネスモデル解説!”はいかがでしたか?

chocoZAPの「ちょいトレ習慣」の様に、コナミスポーツでも「ゆるジム通い」というライトユーザーに向けた集客を強化しています。

また日本では少子化や高齢化に伴い労働力が減少し、あらゆる業態で”コンビニ化”が進んでいくと思います。

chocoZAPも同様にサービスのコンビニ化を推し進めて行く事になるのではないでしょうか。

ただし、コインランドリーやコインパーキングも同様、無人店舗のサービス展開は資本力が物を言います。

そのため一巡すると価格競争に陥りやすく、シェアの奪い合いがこれから激化する可能性もあります。

薄利多売なビジネスモデルなので、ある時期を境に高齢者の取り込みなど顧客層の裾野を広げた展開も必要になるのではないでしょうか。

ポイント

・chocoZAPは2022年に事業を開始して現在で100店舗を超える事業展開(2022/8/30現在)
・月額2980円(税別)という低価格を武器に既存のフィットネス事業と差別化。
・サービスのコンビニ化という新しいビジネスモデル。
・RAIZAPで蓄積されたノウハウが生きないとLTVが失速する可能性も。

  • この記事を書いた人

運営者 長井 達也

個人で独立開業される施術者さんに向けて、開業・運営、集客、確定申告など役立つ情報を提供しています。またリラク・エステ・整体・整骨・鍼灸などジャンルを問わず独立開業・運営の個別コンサルティングも行っています。お気軽にご相談下さい。

【経歴】ヘアサロン・ネイルサロン・リラク・鍼灸院の立上げ・居酒屋の立直し・IT企業で総務・経理など。現在は商業不動産のリーシングやレンタルサロン運営を行いつつ、農業・陸上養殖・地方創生にも興味があります。典型的末っ子B型左利き

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