こんにちは、FELICITE神戸のナガイです。
今回は、”コロナ感染予防対策!CO2濃度センサー導入&CO2濃度上昇時の対処方法”です。
CO2濃度計測センサーとは、二酸化炭素(CO2)濃度を計測できる機器の事です。
室内のCO2濃度が高くなると数値が上昇しアラームなどで知らせ、空気の綺麗さを【見える化】してくれます。
しかし実際に設置してみると分かりますが、換気に気を配らないと室内のCO2濃度が高まり【見える化】が逆にアダとなる場合もあります。
そこで今回は
・CO2濃度上昇時の対処方法
について解説していきたいと思います。
※この記事には一部PRが含まれます。
CO2濃度センサーとは?
大阪府が今回のまん延防止等重点措置に伴い、対象店舗に対してアクリル板とともに設置を呼びかけたのがCO2濃度センサーです。
CO2濃度センサー(CO2濃度測定器)とは、目には見えない空気の汚れを【見える化】できる機器です。
つまり室内のCO2濃度が高いという事は、それだけ外気との空気の循環が出来ていない目安となるため、エアロゾル感染リスクが高いと言えます。
そのためCO2濃度センサーを設置する事で、顧客には換気を含めコロナの感染予防対策に配慮しているお店としてアピールする事が出来ます。
現在市販されているCO2濃度センサーは二酸化炭素濃度以外にも温度、湿度もリアルタイムで計測できるこのが主流です。
つまり【過密】状況を数値化し、空気の綺麗さを把握できる様になるのがCO2濃度センサーの導入目的となります。
CO2濃度センサーの設置と換気
CO2濃度センサーを設置して驚くのは換気が不十分だと、みるみるうちにCO2濃度が上昇する点です。
なおシックハウス対策に係る改正建築基準法が平成15年7月1日に施行され、24時間換気システムがすべての建物に設置する事が義務化されました。
24時間換気システムには、換気扇(天井など)を機械的に作動させ、室内の空気が外に放出され気圧差が生まれる事で、外部の空気が自然に給気口から室内に給気される自然吸気と、給気・排気ともに機械で強制的に行う強制換気があります。
ですから最近の建物であれば、本来は自然に空気が入れ替わるはずです。
しかし自然吸気の場合、冬場などは給気口から冷たい風が入ってきたりするので、意図的に給気口が封鎖されている場合もあります。
そのような環境では、いくら換気扇を回しても外部から新しい空気はなかなか入ってきません。
そのため人が呼吸することで室内の二酸化炭素濃度が上ってしまい、エアロゾル感染リスクが増す結果になります。
まずは給気口を確認し、換気扇をまわすことがで室内に外部から新しい空気を呼び込み、CO2濃度上昇を防ぐことができます。
ですからCO2濃度センサーが常に上昇してしまうサロン店舗などでは、換気扇ばかりに気を取られず給気口の確保をセットで確認する必要があります。
なお古いビルなどでは給気口ではなく、窓に設置されたスリットから吸気される場合もあります。
この場合も同様にスリットを閉じていては吸気がされないため、しっかり吸気されるようにスリットの位置を移動させて下さい。
まとめ
以上、【PR】コロナ感染予防にCO2濃度センサー導入&CO2濃度上昇時の対処方法!はいかがでしたか?
CO2濃度センサーを私も購入して設置してみましたが、すごくシビアに反応しました。
これは確かに換気を促す機器として優秀だなと思う反面、気を抜くとすぐにCO2濃度が上昇してしまう怖さも感じました。
換気=換気扇!と思いがちですが、給気と換気がセットではじめて室内の空気が入れ替わる点に注意が必要です。
またご存知ない方も多いのがエアコンです。エアコンは室内空気を循環させているだけなので作動させてもCO2濃度は下がりません。
(※ダイキンで換気できるエアコンもある)
ポイント
・換気と吸気はセットで行いはじめて新鮮な空気に入れ替わる。
・CO2濃度センサーは空気の綺麗さを【見える化】する。