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こんにちは、レンタルサロンFELICITE神戸のナガイです。
今回のテーマは、”サロンですぐに効果が出る!年間2万円以上の経費節約術!”です。
セラピストの皆さんがサロンを開業し順調にお客様は来店しているのに、なかなか利益が伴わない経営状況になっていませんか?
一通りサロンの経費の無駄も見直しされていたとしても、小さな経費には意外と見逃していることも多いはず。
そこで今回は私のレンタルサロン(約62平米【19坪】)で実際に実施した経費圧縮策を一挙に公開します‼
みなさんも一緒に経費の無駄を見直しましょう。
サロンの光熱費の無駄を削減しよう!
サロン店舗の電力会社を変更するだけで年3,600円の削減!
2016年4月の電力自由化により、 電力会社やプランなどが自由に選べる様になりました。
電力会社に直接電気代を支払っている方は電気代を見直すことが可能です!
ちなみに神戸にあるうちのレンタルサロンでも関西電力から変更しました。
正直月額300円前後とわずかですが、それでも年間3600円程度の削減になりました。
※テナントビルによっては、ビル一棟で電力会社と契約している場合があり、その場合オーナー検針となるため任意に電力会社を変更出来ません。
また自宅サロンでも積極的に電力会社の見直しを行えば、プライベートでもメリットが大きいですよね。
ただしオール電化住宅や、電気温水器を設置し深夜電力で優遇を受けている料金形態の場合は、電力会社の変更にメリットがない場合が多いので注意が必要です。
また電力会社を変更するのは、不安があると思います。
安定供給されるか、もとの電力会社より高くなる場合はないか、また元に戻したい場合は戻せるか?
そこでざくっとサービス概要をまとめると、
- 従来の送配電の仕組みを利用するので、電力会社を切り替えても電気の品質が落ちたりなんて事はないので安心して大丈夫です。
- 工事費用は無料です。
- 新電力会社によっては解約時の違約金などもなく、関西電力に戻せます。
※関西電力の値下げに連動して新電力会社の電気料金も仕入れ値がさがるため電気代も下がる様です。
ちなみに今回電力会社を変更した事で思わぬメリットがあったのが、電気メーターが、スマートメーターに無償で変更された事です。
(電気使用量を30分ごとに計測・記録でき、通信機能を持つ新しいメーターで、WEB上で確認可能)
これによりサロン店舗でどの時間帯、どの曜日によく電気を使っているかが分かるので、経費の無駄を見つけてさらに節電意識が高まりますよ。
また、どこの電力会社に変更したら良いのか分からない場合は、電気代一括比較サービスというサービスもありますので、一度削減額を試算してみてはいかがでしょうか。
サロン店舗で使用する電球をLEDに変更するだけで年17,800円の削減!
白熱電球に比べて消費電力が約70%も低いのLED電球です。LED電球に交換するだけで毎月の電気代の削減効果が実感できますよ!
うちのお店でも間接照明も含め、全てLED電球に変更しました。ちなみに下記で電気代の削減効果を試算できますよ。
10坪前後のワンルームマンションタイプのお店でも施術スペース・トイレ・廊下部分、それに間接照明までいれると10個ぐらいは電球がついてると思います。
今回は電球10個の場合の比較してみました!
電気料金計算
例)40Wの白熱電球10個を1日8時間点灯すると、
1日の電気代約86.4円 1年(260日の営業日数だと)22,464円
消費/待機 電力 480(W) × 1日の使用時間 8時間 ×27円(1kw当たりの想定電気単価)
例)40W相当(実質8W)のLED電球10個を1日8時間点灯すると、
1日の電気代約17.28円 1年(260日の営業日数だと)4,492円
消費/待機 電力96(W) × 1日の使用時間 8時間 ×27円(1kw当たりの想定電気単価)
一般的な40W白熱電球は販売価格100円程度で、寿命2000時間になります。
なお40W相当の明るさを持つLED電球は販売価格1500円程度で定格寿命40000時間ほどになります。
ただ実際に40000時間(1日8時間点灯で10年以上長持ちする計算)も点灯出来るかと言うと実際はそうでもなくて、これまで使ってきた限りでは平均3.5~4年でダメになるケースが多いです。それでも1年点灯すれば元はとれるので、是非交換をおススメします。
これまでPanasonic・NEC・東芝・アイリスオーヤマなどのLED電球を試してきましたが、PanasonicのLED電球が比較的寿命が長い様に思います。
サロン店舗で使用する通信回線を見直そう!
通信回線の変更で年2,400円の削減
フレッツ光回線をご契約の方は、昨年始まった光コラボというサービスにより、他社に契約変更したほうが安くなるケースが多くあります。
うちのお店でも、NTT光から他社の光コラボというサービスに変更しました。
また意外と家電量販店で光回線の契約をするより、ネットで申し込みをしたほうが特典が多い場合もあるので現在の請求書を手元において、一度比較してみるのもありですね。
あとフレッツ光回線をお店で加入している場合は、ひかり電話(光回線を利用した電話サービス)も加入されていますよね。
その際、店舗ならナンバーディスプレイ契約は必須です!お客様への折り返し電話をするにも、相手の番号を知るにはナンバーディスプレイ契約をしてないと表示しないので。
サロン店舗の火災保険を見直そう!
火災保険の変更で年2,000円の削減
テナント物件(貸店舗)を借りる際、貸主指定の場合は火災保険は変更出来ませんが任意の保険を選択できるケースも多くあります。
そういった場合は火災保険の見直しがオススメ。また【インズウェブ火災保険一括見積もりサービス】という一括比較サイトで試算も出来ます。
また意外と知られていませんが、セコムの火災保険が安いんです。
これはセコムの警備とセットの場合に安くなるのでもしセコムの警備を導入している場合は一度確認してみて下さいね。
まとめ
以上、サロンですぐに効果が出る!年間2万円以上の経費節約術!はいかがでしたか?
無理せず簡単に始められる節約術ばかりなのでぜひ一度試して下さいね。
- 経費削減にLED化は必須です!
- 電力会社の変更は手軽・簡単でローリスクです
- 通信回線や火災保険も更新時期などを目安に一度見積もりしてみるのがいいですね!