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ルクサ(luxa)で始める掲載料0円のサロン集客!クーポン販売で新規顧客を集める方法

2018年2月11日

ルクサ(luxa)で始める掲載料0円のサロン集客!新規顧客を集める方法

こんにちは、長井 達也です。

今回は、”ルクサ(luxa)で始める掲載料0円のサロン集客!クーポン販売で新規顧客を集める方法”です。

ひとりで運営する小規模サロン店舗の場合、HotPepperなどの媒体ではオーバースペックになりがちですよね。

そこでオススメするのが、フラッシュマーケティングと呼ばれる手法でクーポンを販売するサービス「ルクサ」です。

フラッシュマーケティングとは?

商品やサービスをクーポンチケットにして短期間に破格の値段で販売する手法です。

またフラッシュマーケティングで行われるクーポン販売方法では、一般的に定価の50%以上という大幅な割引価格と期間限定を武器に購買意欲を刺激させる販促です

ルクサなら自分で販促・集客しなくても勝手にクーポンを販売し送金してくれるので、ご自身は施術するだけです。

そこで今回の記事では、

  • クーポン販売サービス、ルクサとは?
  • ルクサで効率的に集客・顧客化を行う方法

について分かりやすく解説していきますね。

長井

ルクサ(LUXA)は2021年11月30日をもって販売終了、2022年3月末をもってサービス終了(サイト閉鎖)になります。
以後は後継サービスである、au PAY マーケットに引き継がれる事になりました。
サービス終了の理由は不明ですが、グルーポンの撤退などフラッシュマーケティング自体の集客力低下が考えられます。

 

クーポン販売サービス ルクサとは?

クーポン販売サービス、ルクサとは?

ルクサ(luxa)は、KDDIグループであるauコマース&ライフ株式会社が運営するクーポン販売サービスの名称です。

ルクサの特徴として「プレミアム・タイムセールサイト」というキャッチフレーズの通り、”クーポン=安売り”というブランドイメージが毀損するのを防ぐ仕組みが多数あります。

そのため掲載店舗や掲載サービスには高単価のものも含まれます。

ちなみに、ルクサで掲載可能な施術関連のジャンルは下記の通りです。

ルクサ掲載可能ジャンル

・ヘアサロン
・エステサロン
・リラクゼーション
・整体(整骨はNG)
・ネイル
・まつげエクステ
・ジム

※鍼灸院・整骨院など保険治療が可能なジャンルは原則NGとなっています。

ルクサのクーポンで集客する意味は?

ルクサのクーポンで集客する意味は?

まずルクサでクーポンを販売するには、定価の50%以上の割引価格で販売する必要があります。

そこで施術者の皆さんは、「そんなに安売りしたら、お客様は1度きりの来店でしょ?」と思われる方も多いと思います。

確かに事前にしっかりとした戦略がなく、お店の施術メニューをクーポンにして単純に格安で提供した場合、お客様はリピートする事なくただの安売りで終わってしまいます。

しかしルクサを上手に活用できれば、有効な集客手段となります。

まず正しく認識されていないのは、クーポンサイトを利用する消費者はクーポンハンターだけではなく、新しいお店との出会いを求めて利用する富裕層も一定数含まれている点です。

クーポンハンターとは?

クーポンハンターとは、クーポンやバーゲンなど大幅な特典、安売り条件の時だけ商品やサービスに対価を支払うお客様の事。

そこでルクサに掲載してクーポンを販売していく際の戦略として、まずはお客様に3回来店してもらう事が重要です。

なぜ3回来店してもらう事が重要かと言うと、一般的にお客様を3回来店させる事が出来れば顧客化出来ると言われているからです。

3回来店させる事が出来れば、 パレートの法則で2割近いリピート客(顧客化)を得る事が出来るというわけです

参考

例)ルクサのクーポン来店者を顧客化する流れ
---------------------------------------------------------
1度目の来店→クーポンで来店
2度目の来店→一番人気のメニューを20%OFF
3度目の来店→1000円OFFチケットで来店
---------------------------------------------------------

つまり、ルクサでクーポンを販売する際に正しい戦略があれば広告予算0円でも、お客様を集客できる魅力的な媒体に変わります。

 

ルクサの媒体としての魅力は?

ブランド力維持×集客増加×広告費圧縮がLUXAの魅力

それではルクサ(LUXA)でクーポン販売の戦略を考える前に、まずはルクサの特徴から解説していきます。※2018年現在

LUXAは平均年齢41歳の会員層

ルクサ(LUXA)の成立ちとして年収の高い役員クラス会員を基盤にしており、会員の平均年齢は41歳となります。

このあたりは他のクーポンサイトとは大きく異なる特徴です。

また年齢⽐率は30代以上が80%以上を占め年齢層が高い。また男⼥⽐率は男性40%、⼥性60%とバランスのとれた構成です。

LUXAのリピート客獲得(29.4%)による売上増加と顧客基盤形成

ルクサ(LUXA)会員のリピート率は29.4%と高いのがウリです。

リピート理由は初回来店時の「商品・サービスの質が良かった」「お店の雰囲気が良かった」など。

質や中身を⾒て頂ける会員層に来店頂く事で、着実な顧客基盤に出来るのが特徴です。

LUXAは掲載費無料、成果報酬型でノーリスクの集客が可能

ルクサは掲載料は無料で、チケット販売枚数に応じて成果報酬のみが発生します。

そのため基本的にはノーリスクで集客をすることが可能です。

ホットペッパービューティーなどの媒体と異なり、掲載費⽤に対してどの程度お客様を得られるのかという不安がありません。

また⽉額費⽤など固定費用がまったく掛からず、クーポンも販売枚数も50枚程度と手軽に掲載を始められます。

つまり集客の知識がなくても、ルクサに掲載依頼するだけで集客を行う事が可能です。

LUXAは期間限定掲載のプレミアムチケット

ルクサのクーポンサイトは常時掲載ではなく、1回毎の掲載です。

ですから、

ポイント

・開業当初

・閑散期対策、

・集客(接客)による従業員教育

・季節のプラン(メニュー) 変更時

・周年記念、各種イベント時期

など、様々な⽤途や環境変化に応じて、スピーディー、かつ、ピンポイントで集客が出来ます。

LUXAは掲載終了後の過去の掲載履歴が残らない

ルクサ(LUXA)は掲載終了後に掲載ページが削除されます。

そのため限定感(プレミアム感)のある掲載ができ、ブランドイメージを崩す心配がありません。

※他社では「過去のクーポン」としてサイト上に履歴が残るため、安売りイメージが残ってしまいます。

ルクサで固定客を獲得する具体的な方法

ルクサの活用方法

それではルクサにクーポンを掲載する事で、固定客を得るための具体的な戦略について解説していきます。

まずルクサに掲載依頼を行えば、後はルクサがあなたのサロンを紹介する専用ページを無料で作成しクーポンの販売・集金まで行ってくれます。

しかし注意が必要なのは掲載料は不要ですが、下記の掲載条件があります。

掲載条件

・定価の50%以上の割引価格で販売すること
・販売されたクーポン価格の50%を成果報酬としてルクサに支払うこと

つまり掲載料は掛からない反面、実質的な売上は極端に低いものとなります。

定価10,000円の施術メニューの場合

1,5,000円(定価の50%OFF)で販売します。
2,5,000円の50%である2,500円をルクサに支払います。
3,2,500円が実質的な売上となります。

これでは目の前のお金欲しさに、考えもなしにルクサに掲載してクーポンを販売すれば自分の首を締める事になります。

そこで次にルクサ(LUXA)をどうやって活用するのか、具体的な事例を交えて紹介します。

ルクサの利用目的は3回来店させて2割を顧客化させる事

接客・施術に自信があるのに開業した店舗が少し立地が分かりにくい場所だったり、開業まもなくなどお店の認知度が低い場合、それを補うのがルクサ(LUXA)の正しい利用方法です。

またルクサのクーポンサイトへ掲載目的は単純明快です。

ルクサのクーポンで来店された方を3回来店させて、全体の2割を顧客化させる事です。

これはパレートの法則にのっとり、10人来店したらとにかく2人を確実に固定客にする様に接客・施術を頑張ります。

2割が確実に固定顧客になれば最後にはクーポンサイトを含め、他の媒体も利用する必要が無くなります。

つまり、施術者がしないといけない事はリピート率の徹底的な追及です

パレートの法則(パレートのほうそく)は、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。

経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。

引用:wikipedia

手順1 満足度70%のクーポンを用意する

ルクサで販売するクーポン内容は、満足度70点のメニューをつくる事をオススメします。

何故なら、お客様が十分に満足してしまうクーポンは、次回来店させるための動機を自ら失う行為に繋がるからです。

つまり一番人気メニューは”次回以降の来店の動機”にとっておきます。

例えば自分のサロンで1番人気のメニューが90分の場合、70分で少し物足りないメニューをクーポンの販売メニューにします。

重ねて言いますが間違っても一番人気のメニューをクーポンにはしてはいけません。※詳細はのちほど解説しますね。

手順2クレジットカード決済を事前に導入する

 ルクサで集客した2割を顧客化するにはクレジットカード決済の導入必須!

ルクサで集客したクーポン購入者の2割を固定顧客にするための事前準備として、クレジットカード決済を導入しましょう。

なぜなら「クレジットカード非対応がもたらす機会損失に関する調査2014」という調査結果によると、

参考

・クレジットが使えない店だと分かった場合、クレジットカードが使える別のお店を選んだ→18%

・クレジットカードが使えない事を知らずにお店に訪問し、以後2度と来店しないか来店頻度が減った→3%

つまりクレジットカード決済を導入していない店舗は、導入している店舗に比べて21%見込客を失ってしまうからです。

スマホ決済サービス 比較一覧

サービス名

Square

AirPAY

STORES 決済

決済端末

クレジットカード決済Squareクレジットカード決済AirPAYクレジットカード決済STORES

決済端末価格

4,980円~

19,800円

19,800円

月額料金

0円

0円

0円

決済手数料

3.25%VISA/Master
3.25%JCB
3.75% 電子マネー

3.24% VISA/Master
3.24%JCB/Diners
3.24% 交通系電子マネー

3.24% VISA/Master
3.24%JCB /Diners
3.24% 電子マネー

入金サイクル

最短 翌日

月6回

最短 翌日

その他の決済

PayPay決済・交通系対応

PayPay決済・交通系対応

交通系対応

備考

端末価格4980円

端末実質無料
キャンペーン中

※iPad・iPhone専用端末

端末無料
キャンペーン中(条件あり)

11/5現在

手軽にクレジットカード決済が導入できるサービスとして上記の3社が有名です。

これらはスマホと専用の端末があればどこでもカード決済を行う事できます。

しかし、その中でもクレジットカード決済を導入するなら一番のオススメとしてsquareを推薦します!

squareなら自宅サロンや個人事業主の小さなサロンでも導入可能ですが、会員登録完了後、お持ちのスマートフォンとsquareリーダーと呼ばれる4,980円で購入出来る小さな端末さえ用意すれば、クレジットカード決済をかんたんに導入出来てしまいます。

さらにリラク・エステ・ネイル・まつエクなど業種や出張サロンなど場所も問わず利用出来るのがsquareの魅力です。

初期費用無料・月額固定費無料なので維持コストが不要です。後は売上に応じて掛かる決済手数料のみ。

手順3 ネット予約の事前導入を行う!

Hot Pepperの調査では次回リピートするかどうかの要因の第1位が、ネット予約の有無だという事が分かりました。

また男性がリピートしなかった理由の第一位は、ネット予約が出来ない事が調査結果でわかっています。

詳しくは下記をご参照下さい。

サロンの予約システム導入比較ガイド!個人サロンにも最適なサービスは?
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手順4 来店当日の流れは追加オプションに誘導

(例)70分 7,000円のアロマトリートメントメニューをクーポン価格3,500円販売する場合

売上は下記の様になります。70分の施術とカウンセリングや着替え時間など考慮すると、100分働いて1,750円の利益。

時給換算にすると1,050円になってしまいます。(材料費除く)

借方貸方
現金1,750売上7000
支払手数料1,750
売上割引3,500

そこで、例えば下記の様な接客・オペレーションを行うと時給単価が変わります。

1、クーポンで来店するお客様のインターバルは通常より20分~30分以上長めに設定する。

2、接客・施術はベストを尽くす。

3,終了間近、延長可能な旨をアナウンスする。

「本日ですと、通常価格の〇%OFFで〇〇分まで延長が可能ですがいかがでしょうか?」と案内をする。
→20分2,000円を50%で販売すると、1,000円新たに売上が増えますよね。

売上は下記に変わります。90分の施術とカウンセリングや着替え時間など考慮すると、120分働いて2,750円の利益。

時給換算にすると1,374円にUPします。(材料費除く)

借方貸方
現金2,750売上8,000
支払手数料1,750
売上割引3,500

 

ルクサで集客した顧客を次回予約させる流れ

船井総研に『3回安定・10回固定』という言葉があります。

つまり人は3回お店に行くと安定的に来店してくれる様になるで、2回目の予約を取れるかが重要な足掛かりになります。

しかし50%OFFのクーポンで来店して施術を受けたお客様は、次回の来店でいきなり正規の価格だと言われると初回に安売りをした分、価格に見合う価値を感じずらく2回目の来店が難しくなります。

そこでLUXAで来店したお客様には会計時に、2回目のクーポンをお客様に渡す必要があります。

  • ポイント1:1番人気のメニューをクーポンで提供。又は3回券の販売など
  • ポイント2:「期間限定」にする。1か月以内の来店がいいと思います。
  • ポイント3:割引は【%】ではなく、必ず【金額】で表示します。10~20%割引に相当する金額が相場です

施術をうけてない1番人気のメニューが、また割引価格で受けれる、ただし期間限定という心理に訴えかけてくる内容になります。または、本日限定で3回券を販売する。

これはHot Pepperbeautyを利用して後日、お店から当店1番の人気メニューというクーポンがメールで届いた経験のある方が多いと思います。

そして、この2回目のクーポンでしっかり貴方の良さがアピールできて、コミニケーションが取れたら3回目の来店に繋がっていきます。

またこれらの戦略と合わせて、ポイントカードを組み合わせる事でより高いリピート率に繋げられる可能性が高まります。

 

ルクサで集客した顧客から新たな顧客を生む口コミ効果

 

LUXAの利用目的はクーポンで3回お客様を来店させ、その内の2割を顧客化させる事と先に記載しました。

しかし全体の2割を確保するために残りの8割をただ格安で施術しなければならないと言う事ではありません。残りの8割、つまりクーポンでしか来店されないお客様から副次的に次の顧客を生むための努力も大切です。

その方法として大切なのが、クーポンでしか来店してくれなかったお客様からも口コミを投稿してもらう事で別の新しい顧客が生まれるサイクルを作る事です。

 

ウィンザー効果

Amazonなどのレビューを見て商品を購入したり、例えば食べログやホットペッパービューティーなどWEB上の口コミを参考にしてお店を訪問した事がありますよね?

この様に店舗から発信された情報ではなく第三者であるお客様の口コミ情報なら信じてしまう心理効果の事をウインザー効果と言います。

そこでウインザー効果(口コミ)を活用し、クーポンで来店してくれたお客様から新たなお客様が生まれるサイクルが作れれば加速度的にお客様は増えていきます。

でも、口コミを得る方法てどうすれば良いのか悩ましい問題ですよね。ルクサ自体はクーポンの期限が到来すると自分のクーポン紹介ページは削除されてしまいますから、ホームページ等をもっていないサロン店舗さんの場合、自分のサロン店舗の情報を他の方に拡散してもらう機会を逸してしまいます。

そこでオススメするのが、口コミサイト【エキテン】に自分のお店を掲載する事です。

 

まとめ

以上、ルクサ(luxa)で始める掲載料0円のサロン集客!クーポン販売で新規顧客を集める方法はいかがでしたか?

フラッシュマーケティングの正しい使い方は、パレートの法則に則り上位2割の顧客化を目指すところにあります。

それらのLTV(=顧客生涯価値)を最大化させる施策(まずは顧客化するため3回来店させるストーリーを作る)のみ実施します。

一方でアップセルのふるいから溢れた残り8割はきれいに捨てさるという作業を繰り返せば、確実に顧客基盤が構築出来ます。

しかし実際にはルクサなどクーポンサイトに掲載されている多くのお店が、顧客化が難しい8割に対して無駄な販促を継続してしまうので価格競争に巻き込まれ疲弊し潰れてしまいます。

あくまで残りの8割は上位2割を得るための顧客獲得コストと捉える必要があります。

ポイント

・ルクサへの掲載目的は、クーポンで来店した顧客のうち2割を顧客化させる事です。
・ルクサで集客する際のクーポンは、満足度7割のメニューを用意します。
・ルクサで集客した初回来店時に、次回使える3回チケットの販売(20~50%OFF)を案内し販売していく。
・ルクサで集客した初回来店時に、次回予約が取れない場合は、1番の人気メニューを割引クーポンを提供する。
・ルクサで集客した顧客の内、顧客化出来ない8割のお客様からは口コミ投稿してもらう事で次の顧客を得る。

  • この記事を書いた人

運営者 長井 達也

独立開業を考えている施術者の皆さんに、開業・運営、集客、確定申告などに関する役立つ情報を提供しています。リラクゼーション、エステ、整体、整骨、鍼灸など、ジャンルを問わず独立開業と運営に関する個別コンサルティングも行っています。お気軽にご相談ください。

【経歴】ヘアサロン・ネイルサロン・リラク・鍼灸院の立上げ・居酒屋の立直し・IT企業で総務・経理など幅広い経験があります。現在は商業不動産のリーシングやレンタルサロン運営を行いつつ、コワーキング・農業・陸上養殖・地方創生に興味があります。

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