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店舗集客

名刺から始める販促戦略

2017年10月21日

名刺からはじめる販売戦略

こんにちは、ナガイ タツヤです。

今回は、名刺から始める販促戦略です。

ビジネスシーンにおいて名刺を手渡す目的は、名前を覚えてもらい継続した関係性を取り持つためのきっかけ作りですよね。

しかしサロンで名刺を手渡す目的は、一般的なビジネスシーンとは異なり、名刺交換ではなく一方通行のアピールです。

ひとりサロンの店舗で名刺をお客様に渡す目的とは具体的に何でしょうか?

名刺を渡す目的も変われば、名刺の機能も変わって当然です。

そこで今回はレンタルサロンFELICITEが提案する名刺プランをご紹介致します!

 

名刺のおもて面のデザイン

ひとりサロンでお客様に配る名刺は、一期一会の出会いに対し、しっかりとしたセルフブランディングを行なうための手段であり、自分を発信するメディアです。

ですから、端的に自分をアピールするキャッチコピー、そして自分の写真または似顔絵など自分というキャラクターをアピールする必要があります。また後半に記載しますが、一言メッセージを記載できる欄またはスペースを設けます。

 

2回めの予約率を増やすための裏面のデザイン

2回めの予約率を増やすために裏面に記載する内容は、ずばり予約サイトの案内(qrコード)と、期間限定割引クーポンです。
まず、予約率を高めるにはネット予約が不可欠です。詳しくは、ネット予約システム比較 2017も併せてご参照ください。

可能であれば店頭で次回予約を促す事も必要ですが、qrコードと、また期間限定の割引クーポン(例えば名刺をお渡ししてから1ヶ月以内など)を名刺の裏面に印刷することで2回目以降の予約率upを目指します。

 

 

来店頻度を増やすための刺の裏面

来店頻度を増やすために裏面に記載する内容は、ずばりポイントカードです。

これは従来からある、判子を押すための枠を裏面に印刷しても良いのですが、最近はLINEクーポンというものがあります。

そういったsnsへの登録を即すことでクーポン機能とは別に、雨の日割引など日常的に旬な情報をつねに顧客に発信出来る様になります。
ですからLINEクーポン(+LINE@のお気に入り登録)の登録を誘導する内容を裏面に印刷する事で、来店頻度upを目指します。

 

新たな顧客を増やすための名刺の裏面

これはずばり、口コミです。お客様に口コミを記載頂き新たな顧客を生むサイクルを作ることは、販促費用をかけずに優良顧客を効果的に集めていく手段の1つです。今回は日本最大級の口コミサイト、エキテン【エキテン】をベースに考えます。

顧客の支持を得るのに、や口コミのチェックは不可欠なものとなっています。

とはいえ口コミを増やすのはなかなか難しいのが現状ですよね。

そこでお客様が簡単に、しかも楽しみながら口コミを投稿できる無料ツール、口コミスピードくじを用意しています。

エキテン

口コミを投稿すると抽選でAmazonギフト券がその場で当たるというもの。ギフト券の費用もエキテンが負担。
無料ですので、口コミ数アップに役立ちます。

このカードを名刺の裏面に印刷すれば、口コミ数UPに貢献する事間違いなしですよね。

 

名刺を渡すタイミング

ひとりサロンでお客様に名刺を配るタイミングは色々な意見がありますが、FELICITEとしては最後に名刺をお渡しする事を前提として、セルフブランディングが最大化出来る様にデザイン設計しています。

では、なぜ最後に渡す必要があるのかご説明します。

最後に名刺を渡す理由1「返報性の原理」を応用する為

「返報性の原理」とは、営業活動を行なう上で日常的に多様されている心理をついた接客術の1つです。

人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。

至近な例では、試食がある。試食は本来は、無料で食品を提供し、その味を客が確かめ、購買に値すると判断した場合に買ってもらうプロモーション戦略のひとつであるが、客は店員から直接食品を手渡されることによって、その味いかんにかかわらず商品を買わなければいけないという気持ちになることが多い。

wikipediaより引用

具体的に「返報性の原理」を名刺に組み込むのかと言うと、名刺に設けたスペースに本日ご来店頂いたお礼の文章を記載します。

え?それだけ?と思われるかもしれませんが、日常生活においてお礼状を頂くというのは皆さんどれだけ経験がありますか?

一瞬単純な行為ですが、お礼状とは非日常の行為です。

「○○様、本日は御来店頂き有難う御座いました、またとても興味深いお話に思わず聞き入ってしまいました!
次回御来店の際には、お話の続きをお聞かせ下さい!これからもどうぞ宜しくお願い致します!」

といった様に、相手へのリスペクト・好意を示す事で相手からの好意(=来店)を引き出す方法です。

もちろん狙いすぎると逆効果です。上っ面の定型文でお礼状を記載しても何の意味もありません。

自分の正直な気持ちをお客様にお伝え出来る様に、接客・施術を磨きお客様との関係性を構築できてこそ初めて効果を生むのが、お礼状です。

最後に名刺を渡す理由2「類似性の法則」を応用する為

類似性の法則とは、人は自分と共通点のあるものに好感を覚えるという心理です。接客中で話題になった話や記載頂いたカルテなどを元に自分との共通点(出身地・趣味・食べ物の好みなど)をさらっとお礼の文章内に書き加えてみるというのも「返報性の原理」を強化するのに役立ちます。

 

まとめ

以上、名刺から始める販促戦略はいかがでしたか?低予算で手軽にできる販促戦略ですから、是非初めてくださいね。

  • この記事を書いた人

運営者 長井 達也

独立開業を考えている施術者の皆さんに、開業・運営、集客、確定申告などに関する役立つ情報を提供しています。リラクゼーション、エステ、整体、整骨、鍼灸など、ジャンルを問わず独立開業と運営に関する個別コンサルティングも行っています。お気軽にご相談ください。

【経歴】ヘアサロン・ネイルサロン・リラク・鍼灸院の立上げ・居酒屋の立直し・IT企業で総務・経理など幅広い経験があります。現在は商業不動産のリーシングやレンタルサロン運営を行いつつ、コワーキング・農業・陸上養殖・地方創生に興味があります。

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