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【繁盛サロン】りらくるのビジネスモデル解説&施術体験レポ

2018年12月23日

【繁盛サロン】りらくるのビジネスモデル解説&施術体験レポ

こんにちは、ナガイです。

今回は、”【繁盛サロン】りらくるのビジネスモデル解説&施術体験レポ”です。

もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店【りらくる】は、”60分 2,980円(税抜)”という低価格戦略で2009年1号店を開業。

その後2018年11月現在で北海道から沖縄まで全国に620店舗出店と、まさに破竹の勢いで成長したリラクゼーションサロンです。

※2021年3月現在、施術料金は60分3,600円(税込)に値上されています。

現在はコロナの影響にともなう経営不振で一部店舗の閉鎖など出店速度も低下ぎみです。

しかしリラクゼーションサロンを運営されてる方にとってりらくるはのビジネスモデルは気になるところですよね。

そこで今回の記事では、

  • りらくるのビジネスモデルとは?
  • りらくるの施術体験レポ

をセットにして分かりやすく解説していきますね。

りらくるとは?

株式会社りらくが運営する、リラクゼーションサロンのりらくるは、2009年 4月に大阪府和泉市に「りらく」1号店を開店。

2020年1月時点で640店舗まで急成長を遂げましたが、2021年現在はコロナの影響で出店攻勢から一転して、不採算店舗の閉店を行っています。

しかし現在でもりらくはリラクゼーション業界最大手を維持し、ラフィネ・カラダファクトリーなどがその後に続きます。

施術メニューは、オールハンドによる全身のもみほぐし、足つぼ・ヘッドマッサージになります。

予約は電話はもちろん、HPやアプリからネット予約が可能です。

 

りらくる三宮店 店舗データ

店名 りらくる三宮店
住所 兵庫県神戸市中央区布引町4丁目2-3 片山ビル3F
電話番号 078-241-6790
営業時間 10:00~29:00(最終受付28:00)
駐車場 なし
HP:https://riracle.com/usr/shop/detail/5401

 

りらくる三宮店の施術体験の感想レポ(2018年12月)

平日の夜8時過ぎにJR三宮駅から徒歩2分ほどのところにある、りらくる三宮店を予約をせずに訪問。

店舗は駅前に位置しますが、エレベーター無しの古びたビルの3階です。

ワンフロア25坪ほどの店内には施術ベット10床並んでおり、訪れた時は9割が稼働していました。

隣とのベット間隔は1m程度と、ちょっと近い感じがします。。

施術者さんは黙々とマッサージされており、お客さんとの会話はほとんどなく静かな店内で客層は繁華街の駅前でスーツ姿は私だけ。

後は自営業者風の私服姿の方がほとんど、男女比は2割程度が女性のお客様でした。

店内に入って「いらっしゃいませ」と声掛けは頂きましたが、その後は特に案内が無かったので仕方なく靴を脱いでコートをかけて待合スペースに移動。

そこでようやく女性の施術者さんが来られて、希望のメニューを尋ねられたので、今回は初訪問と言う事で『45分2,480円(税込)のもみほぐしコース』でお願いしました。

りらくる もみほぐしコース料金

その後、タブレットにペンで名前を入力する様に言われ入力。

施術着に着替える事も出来るとの事でしたが、着替のスペースが熱湯風呂の着替えコーナーのような雰囲気でしたので(笑)遠慮してネクタイとベルトを外してベッドに移動しました。

ベッドに移動後に眼鏡を眼鏡ケースに入れて預かってくれたのは嬉しかったのですが、荷物はベッド下に置く事に。

個室ではなく1つの空間に不特定多数の方がいる状況でしたので、ふた付きの荷物入れならもっと安心してリラックス出来たのにな、と言うのが正直な感想です。

また不特定多数の方が訪れる店舗にしては、傘や靴などの管理が少しずさんなイメージ。

靴や傘の取違いは意外と多いトラブルなので、施術ベットに符号した番号を下駄箱に振るか靴ロッカーの導入が望ましいのでは?と思いました。

施術内容の好みは個人差があると思うので評価しませんが、なかなかの強圧に対してベッドと胸当てが安物なのですごい圧迫感。

これには自分のレンタルサロンでも胸当てなどは拘りをもって選んでなかったので反省致しました。

施術終了後はタイマーが鳴るわけでもないので、もちろん時短などはされてないと思いますがお客様の気持ちになって考えればなにかしらの配慮が必要なのでは?と思いました。

例えばタイマーが鳴った後もまだ1~2分でもマッサージが続いたらおまけ感が増したりしますよね。

最後に料金を精算してお見送りという流れしたが、りらくるは指名制度もあるから名刺でもくれるのかな?と思いましたが今回は名刺は頂けませんでした。

施術中に観察する限り、他の施術者さんも同様だったので次のリピート確保が不明でした。

以上りらくる三宮店の施術体験の感想レポでした!

 

りらくるのビジネスモデル

もみほぐし60分 2980円(税抜)という低価格戦略を武器に、怒涛の出店ラッシュを続けるりらくる。

直近の売上高は年商280億円を突破したとの事ですが、いったい何処にビジネスモデルの強みがあるのか、その秘密について”りらくる三宮店”を例にして解説してみたいと思います。

りらくる三宮店の推定年商は?

今回、私が訪れた”りらくる三宮店”では、滞在中に来られたお客さんの大半が、30分~60分の施術を希望される方でした。
そこで平均客単価を下記の通り仮定します。

  • 平均客単価  :2,480円
  • 平均施術時間 :   45分

次に、1床当たりの稼働時間/日を求めます。

りらくる三宮店は1日19時間(10:00~29:00)の営業時間です。

インターバルを考慮しコアタイム(11時~20時)の稼働率40%、その他を稼働率10%と仮定してみました。

その場合、下記の通りになります。

  • 1床あたりの稼働時間/日   :4.6h(店舗全体で1日46H)稼働率24.2%
  • 1床あたりの平均来客数/日  :6.1人(店舗全体で1日61人)

※計算条件:平均来客数/日=4.6H(稼働時間)÷0.75H(平均施術時間)

以上を元に計算すると推定年商は下記の通りになりました。

  • りらくる三宮店の推定年商: 55,217,199円
  • りらくる三宮店の推定月商: 4,601,433円
  • りらくる三宮店の推定日商:      151,280円

ちなみに、りらくるは全620店で280億円の売上高があります。

つまり1店舗あたりのは平均年商は45,161,290円(月商370万円)になります。三宮店は立地的にもキャパ的にも地域の旗艦店に属するかと思いますので、月商460万円の売上高だったとしても矛盾はありませんよね。

 

りらくる三宮店の原価・経費は?

次にりらくる三宮店の原価と経費を求めていきます。

まずは売上原価から見ていきたいと思います。

りらくるの店舗で働く施術者の方は、売上歩合による業務委託契約で働かれています。つまり施術者の皆さんは雇用契約のある従業員ではなく、個人事業主のため人件費ではなく変動原価(外注費)になっています。

下記の求人情報を元に参照すると、売上の57%~64%の歩合率である事から原価率は下記の通りになります。

  • 売上に占める原価率   :約60%

 

りらくるで働く方は売上歩合制の業務委託契約となり、求人情報から確認する限り売上の57%~64%の支払率

 

次に固定経費である家賃を求めます。

今回訪れた「りらくる三宮店」が入居されているビルは、神戸の繁華街、JR三宮駅前徒歩2分に位置しエレベータ無しの3F部分に店舗を構えています。

築年数は40年~50年程度の物件です。過去の成約賃料などから想定した賃料は、約25坪で賃料共益費込350,000円前後と推定されます。(坪単価@13000円~15000円)

りらくる三宮店の利益率は?

想定売上と想定される原価・経費をもとに営業利益率を算定してみました。

結果、りらくる三宮店では1床あたりの稼働時間/日、4.6時間(稼働率24.2%)を元に計算すると月間売上、営業利益、営業利益率は下記の通りです。

  • りらくる三宮店の想定月間売上  : 4,601,433円
  • りらくる三宮店の想定営業利益  :  929,279円
  • りらくる三宮店の想定営業利益率 :    約20%

もちろん本部経費や減価償却など見えていない数字もあります。

しかし60分 2980円(税抜)という低価格戦略にも関わらず、しっかりとした利益が確保出来るビジネスモデルになっています。

ちなみに損益分岐点は稼働率7.2%で達成可能です。

これは1床あたりの平均来客数/日1.82人(売上ベースで4513円)で達成可能な計算になります。
かなり手堅いビジネスモデルといえるでしょう。

りらくる三宮店の利益率は?

 

まとめ

以上、【繁盛サロン】りらくるのビジネスモデル解説&施術体験レポはいかがでしたか?

全国630店舗以上!もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店【りらくる】の強みは、”もみほぐし60分2,980円”と言うコンテンツの良さではありません。

りらくるのビジネスモデルは、経営ノウハウのない施術者を店子に変える仕組みに強みがあります。

つまり、この様に理解出来ますよね。

施術者   =不動産賃料を支払ってくれる借主
りらくる本体=不動産賃貸事業を営む貸主

結果、りらくるとしてはイニシャルコストとランニングコストが安く立地の良い物件さえ選定出来れば、安定した家賃収入が確保出来るサブリース事業になるという事です。

なお減価償却は不明なので考慮してませんが内装は事務所仕様の店舗だったので、そのまま什器備品を搬入している程度なので100万程度で賄えるはずです。

また仮に赤字店舗となったとしても、イニシャルコストが安いので退店に伴うリスクもわずかで、備品の使い回しも容易です。

だからこそ2009年に1号店を出店後、わずか10年で北海道から沖縄まで全国に620店舗出店出来たのも理解出来ます。

・りらくるは、もみほぐし60分 2980円(税抜)”という低価格戦略で2009年1号店を開業
・りらくるは現在、2018年11月現在で北海道から沖縄まで全国に620店舗出店
・りらくるのビジネスモデルは、リラクゼーション業ではなく不動産のサブリース事業
  • この記事を書いた人

ナガイ タツヤ

30歳からの小さなサロンの開業術は、施術者の皆さんにとってサロン開業が身近なものになる様、起業から運営、確定申告など役立つ情報を発信してします。 【経歴】20代で美容室、ネイルサロンのマネジメントを経験。現在は大阪市内で商業不動産のコンサルティング仲介&東京のIT会社で総務経理&神戸でレンタルサロンを運営しています。

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