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こんにちは、レンタルサロンFELICITE神戸のナガイです。
今回のテーマ”顧客の心を掴む!販促12か月計画の立て方” です。
リラクゼーションはもちろん、ネイルやまつげエクステなど定期的なスパンでお客様が来店するサロン業態ですら、売上は季節変動しますよね。
また季節変動だけではなく、曜日や日時、天候によってはも売上は左右されてしまいます。
そこで、そういった変動の幅を小さくするための施策、=販売促進が必要となります。
販促促進とは?
販売促進(=販促)とは下記の意味の通りです。
売り手が、買い手の購買心を刺激し、商品を購入させるために行う組織的な活動。
マスメディアを使った大規模な宣伝、ダイレクトメールなどの配布、景品・試供品の提供、陳列の仕方や説明の仕方などの店員教育などの方策がある。アフターサービスの充実もこの活動のうちに入る。
当然商品だけではなく、サービスも販促の対象です。
なおサービス業においては、主に下記の4つの販促タイミングが有ります
1、季節変動のタイミングで売上を落とさない販促
2、既存顧客を飽きさせない為の定期的な販促
3、新規顧客を呼び込むための販促
4、スポットキャンペーンの販促
これらの販促を適時準備し年間の目標売上高に沿って実行していく事が重要です。
販売促進を成功させるコツ
お正月、バレンタインデー、ホワイトデー、ハロウィン、クリスマスなどが大きなイベントです。
これら加えて、お店独自の周年記念やレディースデイなど特定曜日の売上UPなどが追加されていきます。
なおイベントについては、朝日オリコミの販促カレンダーが参考になります。年間の気温の推移など需要予測に関係のある下記の様なデータを無料で公開されています。
おおまか2か月前ごとに情報が公開されるので、これらを年間のスケジュールに落とし込んでみましょう。
STEP1 季節変動のタイミングで売上を落とさない販促
季節変動で売上が落ちる時期は、言い換えるなら需要がない時期ですよね。という事は需要を喚起する必要があります。
まず気温が問題の場合は、クール〇〇、ホット〇〇 といった季節限定メニューを作りましょう。
また気温ではなく、時期が問題なのであれば営業時間を短縮する、または休業日を増やし稼働時間あたりの予約率を高めるというのも1つの方法です。
STEP2 既存顧客を飽きさせない為の定期的な販促
既存顧客に向けたキャンペーンの場合、必ずしも割引前提ではなく特集フェアーでも良いです。
また直接的な施術の割引やキャンペーンではなく、粗品などのプレゼントの場合もありますよね。
例えばモンサンミッシェルさんは、大きな割引はせずにサービスを付加する事で
客単価を落とさない施策をされていますよ。
STEP3 新規顧客を呼び込むための販促
これは既存顧客とは一線を画す施策になります。まずは来店動機を作るところからはじまるので
原則的にはどうしても価格をディスカウントさせる必要があります。
ただし出来れば、アイドルタイムを埋める穴としてきてくれると既存客とのバランスもとりやすく一番効率のよい売上UPができますよね。
ですから単純な割引ではなく時間帯や曜日を制限する事も重要ですね。土日が忙しいなら平日限定サービスなど。
価格以外に来店動機を設けるならば、口コミのよる紹介ですよね。
では口コミをどうやってつなげていくかは、WEBサイトに頼る事も重要です。
口コミサイトで有名な 【エキテン】の無料ページ作成は有効な手段の1つですよ
STEP4 スポットキャンペーンの販促
これは売上が下がる曜日、時間帯、天候など日常的に発生するアイドルタイムに対するスポット対策を行う事で需要を喚起する手法ですよね
- 雨の日に売上が落ちる事が多い店舗は、雨の日割引
- 特定曜日の売上が必ず落ちる店舗の場合のレディースday
- 特定曜日のポイント2倍day
まとめ
顧客の心を掴む!販促12か月計画の立て方はいかがでしたか?
季節要因や、天候、また場所柄など色々な要素でアイドルタイムが生まれることについて
その場しのぎでキャンペーンを打つことはなんの意味もないですよね。
年間売上を達成させるための販促という事を念頭に、充分な準備をして
毎年それを少しづつアレンジして、ブラッシュアップしてみて下さいね。