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アフターコロナで変わる美容業界の今後と新しい集客術!

2020年5月12日

アフターコロナで変わる美容業界の今後と新しい集客術!

こんにちは、長井 達也です。

今回は”アフターコロナで変わる美容業界の今後と新しい集客術!”です。

コロナ禍において、ヘアサロン・エステ・ネイル・マツエクなど美容業界が一様に売上低迷にいたり、なかなかもとの状態に回復していないのが現状ですよね。

しかし、「一通りコロナ対策はしたけど、お客様が戻ってきてくれない!」と悩んでいる美容業界の経営者さんも多いのではないでしょうか。

そこで急遽、これまでサロンに通われていた方がコロナにより利用を自粛されている方に対しアンケートを実施致しました。

アンケート結果から読み解くアフターコロナで対応しなければならない、新しいサロン経営のカタチについて解説します。

そこで今回の記事では、

  • コロナ禍における消費者の傾向
  • コロナ禍に対応する感染予防対策
  • アフターコロナの新しい集客方法

について解説していきます。

利用自粛された消費者のアンケート結果

コロナによりエステサロンの利用を自粛されている方のアンケート結果

今回、「コロナによりエステサロンの利用を自粛されている方」に対し、WEB上でアンケートを実施しました。
アンケート主要な結果をご報告します。

対象者コロナによりエステサロンの利用を自粛されている女性の方
調査期間2020/5/12~2020/5/12
調査方法WEB上のアンケートフォームによる回答
回答者数30名

アンケートの回答者層

アンケートの回答者 属性

コロナによりエステサロンの利用を自粛されている20代~50代の女性を対象にアンケートを実施しました。

次にエステサロンの利用を自粛している理由を下記記載の4つから選択頂き、またどうすれば通いたくなりますか?という質問に対して記述回答を得ました。

質問内容

コロナによりエステサロンの利用をためらっている理由は何ですか?

個別アンケート回答抜粋

個別に記述頂いたアンケート結果の一部を抜粋します。

30代OL

自粛理由【コロナの感染が怖い】

エステサロンだとロッカーなど共有部分が多いので感染が怖いです。

サロンのスタッフからというよりも客同士の感染が怖いと思っています。

正直なところ、収束が見えないと通う気持ちにはならないですが、予約人数をかなり絞っていただいて、1回1回消毒をしっかり行っていただければ検討しようと思います。

 

30代専業主婦

自粛理由【コロナの影響で金銭的に節約したい】

緊急事態宣言が解除されたらが大前提の話になりますが、解除されたらそれぞれの個室でエステをしてほしいです。

換気などや、いわゆる三密を避けられるように、一番は家に来ていただいて、ホームエステが希望です。

 

40代アルバイト

自粛理由【コロナの影響で通っていた店舗が休業しているため】

緊急事態宣言が解除される事が第一ですが、エステサロン側も利用する側も体調のチェックや、換気対策と消毒などの衛生管理が徹底されれば良いと思います。

密にならないように、予約を詰めずにその時間には複数の利用者がいないようにするなどのゆとりがあるのもよいのでは?と思います。

なお今回のすべてのアンケート結果は無料公開しています。

 

感染予防対策の実施

感染予防対策の実施

美容業界のサロン店舗において、アフターコロナで対応しなければならない事はまず「感染予防対策の実施」と「実施している事のアピール」です。

今回アンケートの一部を抜粋させて頂きましたが、消費者の皆さん相当ナーバスになっている印象でした。

また、お客様としてはご自身が感染したくないというのは当然ですが、第三者も含めて感染を広げたくないという強い思いを感じました。

この様な状況下で、なんの感染予防対策もせずにお客様に来店を即すというのは、むしろ反感を買う場合も有ると思います。

お客様の気持ちを汲み取った上で、サービス業を提供する側としてはお客様に安心を提供する必要があります。

そこでまずは、お客様に納得して来店頂くためのハード面・ソフト面の対策から説明します。

サロン店舗におけるハード面のコロナ対策

アフターコロナにおける、新しいサロン集客を行う前段階として、まず考えなければならないのが感染予防対策です。

そこでまずは物理的な対応を記載します。

電子決済の導入

スターバックスの店舗で新型コロナに伴う感染予防対策の1つとして実施しているのが、非接触決済支払いの推奨です。

非接触決済とは具体的に言うとPayPayなどのスマホ決済の事です。

現金の場合、硬貨や紙幣のやり取りをする際に接触感染のリスクが高まりますよね。その点、スマホ決済ならQRコード等をお客様が読み取るだけで決済が完了します。

また導入コストも皆無なのでスマホ決済を導入されていないのであれば、この機会に是非コロナの感染予防対策の一環として導入してみてはどうでしょうか。

 

換気

コロナ感染予防対策として、店舗で手軽に出来るのが空気を滞らさせない換気です。

換気扇を常時作動させる、玄関ドアや窓を常時開放などがおすすめです。

加湿


インフルエンザの予防対策で一般的なものに加湿がありますよね。

この加湿自体にはもちろん殺菌効果などは期待できません。

しかし空気中に浮遊しているのウイルスや菌などに水分が付着する事で空気中から床のほうに移動する事になります。

つまり相対的に浮遊しているウイルスや菌類に曝露される可能性が減少します。

また咽の乾燥はウイルスや菌が付着しやすく、体内で増殖しやすい環境となるのでこれらの予防策としても加湿はおすすめです。

なおデュフューザーなどを利用して殺菌効果の高い精油を用いるなども方法として考えられます。

殺菌・消毒

施術者の手指消毒、お客様の手指消毒、そして道具、ベッドなど身の触れる範囲の消毒の徹底が必要です。

なお空間殺菌としてはオゾン発生装置・紫外線消毒器、次亜塩素酸水・光触媒による分解除菌などがあります。
またアルコール消毒液の供給が不足しており、代替え候補として次亜塩素酸水があります。

現在、これらの生成器などもありますので、長期的にはこれらの導入もおすすめではないでしょうか。

なお次亜塩素酸水は、プールの消毒液と同じ成分なので口に入ってしまっても問題ないのですが、次亜塩素酸ナトリウムはキッチンハイターと同じ成分なので拭き掃除などには利用可能ですが、加湿器に入れると発ガン物質が発生するとも言われています。

注意ポイント

1.アルコール
ゴム材料、樹脂素材、皮革材料、塗装製品、塗装品に使用した場合に変色や硬貨する等のリスクがあります。

2.次亜塩素酸ナトリウム
・皮革材料、金属製品に使用した場合に腐食や変色する等のリスクがあります。

使い捨てアイテムの導入

お客様が身に触れるもので、使い捨てできるもの(紙スリッパ・紙コップなど)を導入するというのも安心感を得る1つの方法です。

また顔枕用のフェイスペーパーやペーパーシーツなどの導入も検討してみてはどうでしょうか。

 

検温

厚生労働省は5月6日に「37.5度以上の発熱」という目安については実質的な撤廃を発表しました。

体温が37.5度というのは一つの目安に過ぎませんが、すでにコロナを発症しているかもしれない方の来店を合理的にお断りするには重要な指標です。

ですから施術者はもちろん、お客様にも来店時に必ず検温を実施しましょう。ちなみにオススメは、37.5度または平熱より1度以上高い方の来店をお断りするという方法です。

また体温計については、非接触型タイプのものを選択しましょう。

ただし非接触タイプの体温計の主流は中国産です。

Amazonで購入しても、かなり日数(中国から発送)を要するので早めに手配するのがおすすめです。

なお実際に非接触型タイプ(赤外線)の体温計を購入してわかったのは平熱36.5度の方のおでこを測定しても、かならずしも36.5度ではないという事。

これはあくまで表面温度の体温を測定する器具のため、体の表面で温度にばらつきがあるためです。

そこで少し高い場合は通常の体温計で測定するという運用も検討が必要です。

 

可動式仕切り

飛沫感染対策としてコンビニなどでは、カウンターとの間にビニールを設けたりしていますよね。

サロン店舗において、個室または半個室ではない店舗の場合は仕切りを設けることで心理的安心感が増します。

ネイルサロンやマツエクサロンなどでは連続して座席を設けているサロン店舗も多いと思うので、間仕切りによりプライベート感も高まるのでおすすめです。

店頭ポスターの貼付け

 

 

 

 

 

 

コロナ対策の取り組みを黙示的にアピールするのにうってつけなのは、店頭入口にポスターを掲示する事です。

なおコロナの感染予防対策として、ポスターデータ無料配布されているサイトとして下記などがあります。

・デザインねこ株式会社さん

・富士ゼロックスさん

ソフト面の対応策

アフターコロナにおける、新しいサロン集客の第一歩として考えなければならないのが感染予防対策として、ハード面の準備を整えたら次は運用面(ソフト面)の対応策です。

そこで店舗の方針とお客様に実施してもらいたい事をWEBサイトや店頭ポスターに明記しましょう。

検温については、先にも記載しましたが、37.5度または平熱より1度以上高い方の来店をお断りするという事を記載しましょう。

ポイント

・施術中以外のマスク着用
・入店時の手指アルコール消毒
・来店時の検温の徹底

 

アフターコロナの再開準備

アフターコロナにより営業を再開した店舗で必要な注意ポイントです。

また万が一、施術者または来店されたお客様の中からコロナ発症された方が出た場合のマニュアルを整備しておきましょう。

ココに注意

・不特定多数の来店(予約なし)は見直しましょう。
・お客様には必ず連絡がつけられる様にカウンセリングシートなど準備しましょう。
・予約を受付る際、予約と予約のインターバルをしっかり設定しましょう。
・お客様同士の遭遇を避けましょう
・コロナの対応指針をまとめましょう。

まとめ

以上、アフターコロナで変わる美容業界の今後と新しい集客術!はいかがでしたか?

まずはしっかりとハード面で準備を進め、お客様を向かい入れる準備をおこないましょう!

  • この記事を書いた人

運営者 長井 達也

独立開業を考えている施術者の皆さんに、開業・運営、集客、確定申告などに関する役立つ情報を提供しています。リラクゼーション、エステ、整体、整骨、鍼灸など、ジャンルを問わず独立開業と運営に関する個別コンサルティングも行っています。お気軽にご相談ください。

【経歴】ヘアサロン・ネイルサロン・リラク・鍼灸院の立上げ・居酒屋の立直し・IT企業で総務・経理など幅広い経験があります。現在は商業不動産のリーシングやレンタルサロン運営を行いつつ、コワーキング・農業・陸上養殖・地方創生に興味があります。

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