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店舗開業 物件探し

美容向けテナント物件探し方ガイド!良い物件に出会う3つのコツ

2017年8月26日

美容向けテナント物件探し方ガイド!良い物件に出会う3つのコツ

こんにちは、長井 達也です。

今回は, "美容向けテナント物件探し方ガイド!良い物件に出会う3つのコツ"です。

施術者の皆さんは独立開業の意思を固め、お店のコンセプトが決まったら次はいよいよ物件探しですね。

テナント物件(貸店舗)探しは初期費用から毎月の費用、それから集客にも大きく影響があり、独立開業を成功する上で最も重要な要素の1つです。

せっかく良いコンセプトに基づきお店を作ったとしても、ターゲットに沿わない立地や、身の丈に合わない家賃・広さの物件に出店してしまうと成功からかけ離れてしまいます。

そこで自分の店をいつ、どこでどのような条件で開業するのかをしっかり条件を決めましょう。

また独立開業を目指すセラピスト・施術者さんによっては、貸店舗を借りる事が必ずしもベストとは限りません。

フルタイムで働けない場合はレンタルサロンや自宅サロンなど様々な独立開業の選択肢があるので、サロンを開業するときの4つの選択肢も併せて参照下さいね。

 

テナント物件の立地について

 

施術者の皆さんが独立開業する場合、重要になるのが立地ですよね。

現在勤めているお店から独立開業して既存のお客様がついている場合と、まったくの新規でお客様が0の状態で独立開業する場合では立地条件が変わってきます。

既存のお客様がついてる場合の独立開業

既存のお客様がいる場合は、お客様がどういう導線で今のお店に通われているのかをよく把握しましょう。

  1. 現在の導線

    • 会社や自宅から来られている。
    • 会社帰りの導線上にお店がある。
    • なにかのついでにお店にきている。

など様々な理由があるはずです。

またお店までの交通手段も重要です。

お店まで徒歩なのか自転車なのか電車なのか、それとも車で来ているのか。これらもしっかり日常会話から把握しておきましょう。

これにより出店地は、今の勤めているお店のすぐ近くではなく駅近の方が良いのか、逆に駅とは反対方向の方が良いのかなど推測できます。

また「駐輪スペース必要なのか、コインパーキングが近くにある方が良いのかなどを判断出来る様になります。

既存のお客様がいない場合の独立開業

既存のお客様がいない場合は、自分のコンセプトに基づいて一番ターゲットが来ると思われる場所に出店場所を絞りましょう。
また下記のURLより、各都道府県の駅の乗降者数を把握出来るので出店地選びの参考にできますよ。

https://storestrategy.jp/

なお注意が必要なのは、出口が複数ある駅は乗降者数=その出口から出てくる人数ではないという事です。また通勤で通ってる人は、一人で乗降と降車でカウントされているという事ですね。

そのうえで、貴方のライバル店になるお店に実際行ってみて客層をヒアリングしてみたり、貴方のお店のコンセプトに基づいて、ターゲットがかぶりそうな別業態のお店にも訪問し、観察してみてさらにエリアを絞って行きましょう。そしてターゲットが徒歩なのか、車なのか、電車なのかも仮説を立てて立地を決めていきましょう。

条件について

お店を決める条件には下記のようなものがあります。これらに優先順位をつけて物件を探しましょう。

ただし、条件を絞りすぎて全然希望の物件がでない人も良くあります。ある程度柔軟性と、妥協をもって探す事が大切です。

  1. 家賃
  2. 面積
  3. 綺麗さ(築年数)
  4. 立地
  5. ビル設備(エレベータや室内給排水など)
  6. 時期

また保健所に開設届が必要な業種(ヘアサロンやまつげエクステ、鍼灸院)の場合、ビル設備の必須条件があります。

施術するスペースの広さや水道設備が必須であったり、床材が水などが浸透しないものであったり換気設備など。

これらに合致しないと物件を賃貸契約してもお店を開業出来ないので事前にしっかり確認しましょう。

また、高齢のお客様やお子様連れが多いかなど客層によっても物件選びが変わります。

エレベータが必要な物件なのか、エレベータなしでも良いのかによっても選択肢が変わるからです。

 

不動産業者選び

基本的に不動産業者は、レインズと言って全国の不動産業者がWEB上で共有でみれる物件台帳を見て物件を提案します。
ですから原則的には複数の不動産業者を回る必要はありません。それでは不動産業者と仲良く付き合う方法を伝授しますね!

  1. 不動産業者は複数の業者を回っている事は伝えない。=浮気性として敬遠する場合もあります。
  2. 出店3か月以内ぐらいになってから、不動産業者に行きましょう。(1年先などになると業者は動きません)
  3. 希望の出店エリアにある貸店舗の強い不動産業者に行きましょう。

本当に良い物件に巡り合うには、。Googleやヤフーなどの検索サイトから、[出店したい地域名]と貸店舗・不動産などのキーワードで検索してみてください。
そういった不動産業者には、レインズには載っていない解約前の空き予定物件の情報を持っている場合があります。また実際に希望のエリアを歩いて空き物件に看板を張っている不動産業者さんに直接電話連絡するというのも重要です。

ほかにも、希望条件も幅を持たせて下記の様に伝えるべきです。

例)出店時期は〇か月以内に。希望のエリアは〇駅徒歩5分ぐらい、家賃は相場でいいけども〇〇円ぐらいまで。広さは最低〇〇平米はほしい。

 

 

まとめ

以上「必見!テナント物件探しを極める3つのコツ」いかがでしたか?

不動産業者は、マンションに強い、店舗・オフィスに強い業者など得意不得意があります。また得意なエリア、そうでないエリアも当然あるので事前によく検索してから訪問してみましょう。

※CMをしている不動産仲介業者が必ずしも、貸店舗が得意とは限りませんよ!

  1. 既存顧客がいる場合といない場合では出店エリアの決め方が変わる
  2. 出店条件は、業種や客層によってもかわる
  3. 不動産業者は、希望の出店エリアに強い業者を選ぶ
  • この記事を書いた人

運営者 長井 達也

独立開業を考えている施術者の皆さんに、開業・運営、集客、確定申告などに関する役立つ情報を提供しています。リラクゼーション、エステ、整体、整骨、鍼灸など、ジャンルを問わず独立開業と運営に関する個別コンサルティングも行っています。お気軽にご相談ください。

【経歴】ヘアサロン・ネイルサロン・リラク・鍼灸院の立上げ・居酒屋の立直し・IT企業で総務・経理など幅広い経験があります。現在は商業不動産のリーシングやレンタルサロン運営を行いつつ、コワーキング・農業・陸上養殖・地方創生に興味があります。

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