こんにちは、長井 達也です。
今回は”個人事業主必見!はじめての確定申告におススメ!クラウド会計ソフト比較”です。
個人事業主の方にとって、1年間の売上結果を税務署に報告しなければならない作業のことを確定申告と言います。
個人事業主として今年開業された方にとっては、初めての確定申告について何から作業をすれば良いのか不安ですよね。
特に一人でサロン開業された場合、売上規模もまだ小さいので税理士さんに頼むのは勿体無いし、かと言って一人で確定申告するのは難しそうと悩ましい問題です。
そこで初めて確定申告する個人事業主の方にオススメしたいのが、クラウド会計ソフトと呼ばれるサービスです。
弥生の青色申告 | 会計ソフトfreee | マネーフォワード |
セルフ 年9,680円 | スターター 年12,936円 | パーソナル 年11,760 円 |
電話サポート付 年15,180円 | メールサポート 年26,136円 | 電話サポート付 年35,760 円 |
最安値&人気No1! | スマホで領収書撮影するだけの簡単処理! | 個人事業主の伸び率No.1 |
初期費用0円 | 初期費用0円 | 初期費用0円 |
上記のサービスを使えば、これまで経理や帳簿に無縁の個人事業主さんでも、お小遣い帳をつける感覚で確定申告書(青色申告)を作成する事が可能です。
クラウド会計ソフトとは、パソコンなどにソフトをインストールするのではなく、インターネット上の画面で確定申告を行うのに必要な会計処理が出来る仕組みの事です。
最近では、パソコンがなくてもスマホアプリで確定申告に必要な作業が出来るクラウド会計サービスも出てきました。
そこで今回はエステ・ネイル・マツエク・リラク・ヘアサロンなど小さなサロンを開業された個人事業主の方が初めて確定申告する際にオススメのクラウド会計ソフトを厳選比較し、ご紹介していきたいともいます。
なおリラクやエステサロンなどで業務委託契約としてサロンに勤務している場合も、立派な個人事業主(本業)となり、税務署に対して確定申告が必要になります。
確定申告とは??
改めてクラウド会計ソフトを理解する前に、まずは確定申告について簡単にご説明しますね。
確定申告とは、個人事業主の方が1月1日~12月31日までの1年間の営業結果を翌年の2月16日~3月15日の間に税務署に報告する手続きの事を言います。
税務署に確定申告するためには、確定申告書という書類を作成し税務署に提出必要があります。この確定申告書を作成するには会計の知識になりますが、それらの知識がなくてもお小遣い帳の様に確定申告書を作成する事が出来るのが、今回ご紹介するクラウド会計ソフトになります。
確定申告をしないといけない人は?
個人事業主の方は確定申告を行う事によって所得税や住民税などが決定されますが、確定申告など必要な手続きもせずその事実が税務署に発覚した場合には、本来納付すべき税額に加えて罰金(無申告税)の支払いや延滞税などの支払いが求められます。
しかし個人事業主の全員に確定申告を行う必要があるかと言うと、実はそうではありません。
本業(給与所得)があり普段は会社員として会社に勤務し、仕事終わりや休日などを利用して副業として自宅サロンなど自ら事業を行っている場合には下記の条件の方に確定申告が必要となります。
一方、副業ではなく会社などで雇用をされる事なく本業として個人で自らサロン経営を行っている場合。
下記の条件で確定申告が必要になります。
なお”所得金額”とは【 収入 − 必要経費 】の事を言います。例えば100万円の売上に対して、家賃や光熱費などの必要経費が50万円掛かった場合の所得金額は50万円となります。
個人事業主が行う確定申告の種類
クラウド会計ソフトを選択する上で、事前に決めて置かなければ行けないのが確定申告の申告種類です。
個人事業主の方が確定申告を行うには青色申告と白色申告の2種類あります。また、そのいずれかの方法を選択して確定申告を行う必要があります。
それでは青色申告・白色申告の違いについてご説明します。
確定申告 の種類 | 白色申告 | 青色申告 | |
---|---|---|---|
届け出の必要 | なし | あり | |
所得控除額 | なし | 10万円 | 55万円 |
帳簿の種類 | 単式簿記 | 単式簿記 | 複式簿記 |
赤字の繰越 | 繰越不可 | 3年繰越可能 |
青色申告は白色申告に比べると少しだけ確定申告書の作成が手間だと言えますが、白色申告で確定申告するよりも青色申告の方が税金を安くする事が可能な申告方法です。
しかし青色申告で確定申告を行うには、事前に税務署へ「青色申告承認申請書」を提出する必要が有ります。
この青色申告承認申請書の作成については少し難しいので、開業freeeと言う無料のサービスを利用すれば簡単な質問に答えるだけで開業届と青色申告承認申請書が自動で作成出来るのでオススメですよ。
一方白色申告は、以前は帳簿の記帳作成義務が免除されていたのですが、今は記帳作成も必要となり大きなメリットがあるとは言えません。副業であったとしても、しっかり売上を目指していくならば、税金上のメリットの高い青色申告がおすすめです。
令和2年分からの変更ポイント
令和2年分の確定申告より下記が改正となりました。
[改正1]
・青色申告特別控除額が変更されました。
(65万円⇒改正後 55 万円)
・基礎控除額が変更されました。
(38万円⇒改正後 48 万円)
[改正2]
・ e-Tax にて電子申告を行うと青色申告特別控除額は改正前と同じく65万円が適用。
徹底比較!手軽に確定申告が出来るクラウド会計ソフト
それでは個人事業主として確定申告をするために必要な確定申告書が手軽に作成出来る人気のクラウド会計ソフトを3社徹底比較します!今回紹介するのは、インターネット上で入力出来るクラウド型と呼ばれる確定申告書が作成出来る会計ソフトの人気サービス3社です。
パソコンだけではなく、スマホアプリなどでもインターネット上で手軽に確定申告書が作成出来るのでデータのバックアップや法律変更などの対応も心配不要です。
それでは早速おススメの3社のクラウド会計ソフトを比較していきます!。
弥生の青色申告 | 会計ソフトfreee | マネーフォワード |
セルフ 年9,680円 | スターター 年12,936円 | パーソナル 年11,760 円 |
電話サポート付 年15,180円 | メールサポート 年26,136円 | 電話サポート付 年35,760 円 |
最安値&人気No1! | スマホで領収書撮影するだけの簡単処理! | 個人事業主の伸び率No.1 |
初期費用0円 | 初期費用0円 | 初期費用0円 |
お薦めクラウド会計ソフト比較 第1位!やよいの青色申告オンライン
最安値&人気No1~やよいの青色申告 オンライン 月額666円~
法人会計ソフトの老舗である弥生が2014年にサービス提供を開始、個人事業主の方に利用されて“シェア56.8%”という人気サービスなのが、やよいの青色申告 オンラインです。
2人に1人が利用している最も使われている確定申告のサービスだけに、初心者から経理に詳しい人にもオススメなサービスです。※(2017年3月)-MM総研調べ
料金プランは、個人事業主として青色申告で確定申告書を作成するのに必要な全ての機能が使えるセルフプランは、“初年度無償キャンペーン”実施中です!※次年度より年額8,000円(税別)
また初めて確定申告を行う人や経理処理に自信のない方は、電話/メール/チャットサポートの利用が出来る、ベーシックプランがオススメ。初年度は通常価格の半額6,000円(税別)、次年度は、12,000円(税別)で利用可能です。
実は私も、やよいの青色申告 オンラインで確定申告していますが簿記の知識がない方でも日付や金額などを入力するだけで、青色申告に必要な複式簿記帳簿が自動作成出来ますよ。
また最初に1度設定すれば銀行明細、クレジットカードなどの取引データを自動的に取り込んで処理したり、レシートなどスマホアプリで撮影したデータを自動仕訳するので、入力と仕訳の手間が省けます。
クレジットカードで主に経費管理されている方であれば手軽に確定申告書が作成出来るとおもいます。なお白色申告を予定している場合は、月額無料で利用出来るやよいの白色申告 オンラインが有ります。
お薦めクラウド会計ソフト比較 第2位!会計ソフトfreee
経理処理に自信がない方に!会計ソフトfreee
パソコンの操作が苦手な方や簿記の知識をお持ちでない方でも直感的に使えるように設計されているのが、クラウド会計ソフトfreeeです。
クラウド会計ソフトfreeeなら青色申告・白色申告ともに対応しており、ヘルプページやサポート機能も充実しているので初めて確定申告を行う個人事業主の方や、他社ソフトから乗り換えの方の方でも無理なく確定申告書の作成が可能です。
困った時にはチャットで質問し即座に問題解決出来るので、2年目も使いたい方は実に97%と人気のサービスです。
料金プランは、個人事業主として確定申告の書類作成に必要なすべての機能が利用できるスタータープランで、年額9,800円(税別)となります。
またスタータープランのすべての機能にプラスして、ファイル保存無制限、請求・支払の効率化、定期請求・合算請求、売掛・買掛レポート、資金繰りレポート、消費税申告機能などてんこ盛りのスタンダードプランで年額19,800円(税別)になります。
機能面でも、やよいの青色申告 オンラインと同様に会計ソフトfreee
は銀行・クレジットカードのデータを自動的に取り込んで会計処理が可能です。
他にもスマホアプリを利用すればレシート画像をAIが自動解析し、文字情報から自動で経費まで可能です。これには高精度なOCR認証という技術が搭載されており、レシートの傾きまで補正して読み取りが可能です。
また店舗を運営している方におススメする使い方は、個人事業主など小規模店舗で導入出来る月額無料のクレジットカード決済サービス square と クラウド会計ソフトfreee
を連携させると自動的に帳簿を付ける事が可能になります。
つまり、この組み合わせでサロン運営すれば新米の個人事業主の方で経理の知識がない方には一番便利で優しい会計ソフトと言えます。ただしサポートはすべてのプランでチャットとメールのみとなっているので、電話で気軽に尋ねたいという方は他社がオススメ。
関連記事:自宅サロン・小さなサロンはクレジットカード決済を導入しよう!
お薦めクラウド会計ソフト比較第3位!MFクラウド確定申告
価格のバランスで選ぶなら!マネーフォワードクラウド確定申告
個人事業主やフリーランスの皆様の多様なワークスタイルに最適なクラウド型の確定申告ソフトがマネーフォワードクラウド確定申告です。
マネーフォワードクラウド確定申告なら青色申告・白色申告ともに対応しており確定申告や会計・経理業務を、可能な限り自動化し、確定申告や会計処理を簡単で身近なものへと変えるために開発されたクラウド型会計ソフトです。
特徴的な機能としては、銀行データやクレジットカードを自動的に取り込んで、仕訳作業をすればするほど、作業効率が改善されていく学習機能、仕訳方法の自動提案などが搭載されているので経理の知識がない方でも安心です。
またレポートの自動作成機能もあるので、確定申告のためのソフトではなく常に最新の状況が把握できるので、経営上の課題発見・改善策検討をスピーディーに行うことが可能です。
まとめ
以上、”個人事業主必見!はじめての確定申告におススメ!クラウド会計ソフト比較”はいかがでしたか?
エステ・ネイル・マツエク・リラク・ヘアサロンなど小さなサロンを開業された個人事業主の方でも、クラウド会計ソフトがあれば税理士さんに依頼しなくても基本を押さえれば、各社の確定申告サービスを利用する事で確定申告はそこまで難しくはありません。
しかしそれでもどうしても数字がお嫌いという方は、月額1万円~から依頼できる税理士さんに丸投げするという方法もあります。
ポイント
- 個人事業主の場合、副業は20万円、本業は48万円の所得金額で確定申告が必要
- 本格的に事業を行う場合は、青色申告で確定申告を行う事で節税に繋がる。
- 会計の知識がなくても、クラウドの会計ソフト利用する事で確定申告は手軽に行える。
- 自宅サロンやレンタルサロンで開業する場合でも確定申告は必要です。
- 簿記の知識がない確定申告初心者には、会計ソフトfreee
がおススメ。