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脱毛サロン独立開業ガイド!必要な資格・開業資金・セルフ脱毛・集客について

2018年7月30日

脱毛サロン独立開業ガイド!必要な資格・開業資金・セルフ脱毛・集客について

こんにちは、長井 達也です。

今回は、”脱毛サロン独立開業ガイド!必要な資格・開業資金・セルフ脱毛・集客について”です。

脱毛サロンは属人的なスキルやノウハウを必要とせず、脱毛器さえ導入すれば誰でも簡単に開業する事が出来るビジネスです。

そこで新規に脱毛サロンを開業したいという方も多いと思いますが「脱毛は儲かる?」「必要になる開業資金は?」というような疑問はありませんか?

確かに属人的要素が少ないなど、脱毛サロンは手軽に開業できる反面、差別化が難しいジャンルです。

そのため大手脱毛サロンでも、これまで経営危機や破綻(ミュゼ・エタラビ・脱毛ラボなど)に至るケースが後を絶ちませんでした。

なお脱毛サロンが経営危機に陥る要因として、下記が考えられます。

注意ポイント

・エステサロン・自宅サロン・セルフ脱毛など小規模な脱毛サロンの乱立
・家庭用脱毛器の浸透(ヤーマンやパナソニックなど)
・利益の先取り(回数券販売)によるキャッシュフローの悪化
・脱毛が完了すれば顧客ではなくなるLTVの弱さ
・差別化ポイントが難しく、後発の脱毛サロンの方が高機能な脱毛器を導入可能な点

そこで今回は脱毛サロン開業したいけど、「必要な資格や脱毛器の選び方、必要な開業資金は?成功するためのポイントは?」と悩まれている方にむけて、

  • 脱毛サロンの開業に必要な資格・許可
  • 脱毛サロンにオススメな脱毛器選定方法
  • 成功している脱毛サロンの経営・集客方法

について分かりやすく解説していきますね。

それでは脱毛サロンの開業に向けて1つ1つ疑問点を解決していきましょう。

 

脱毛サロンの現状

脱毛サロンの現状

脱毛サロンの新規開業を考える上で、まずは脱毛サロン業界の現状からご説明致します。

リクルートライフスタイル2019年調査によると、女性全体における脱毛サロンの利用率は10.0%(前年比0.9pt減)となりました。

男性全体の脱毛サロンの利用率は4.0%(前年比0.5%減)と、男女ともに脱毛サロンを新規に利用される方は減少傾向にあります。

ただし脱毛サロンの1回あたりの支払い金額は女性全体では7,767円と前年比1,385円増(21.7%増)と増加しています。

以上の事から、脱毛サロンの傾向として新規ユーザーよりもリピーターに支えられているという事がわかります。

また脱毛サロンは施術者の育成が容易で多くのノウハウは必要とせず参入障壁の低いビジネスモデルです。

例えば「じぶんdeエステ」さんなど、セルフ脱毛の需要もあります。

つまり脱毛サロンは付加価値の提供が難しく、結果として他店との差別化が難しい一面があります。

次に脱毛サロンの需要については、若い女性だけでなく最近ではメンズ脱毛(ひげ脱毛)やキッズ脱毛などターゲットを絞った脱毛サロンも誕生しています。

また最近では「介護脱毛」などの需要も生まれています。

介護脱毛とは、2017年にリゼクリニックが「介護されることを想定してアンダーヘアの脱毛(VIO脱毛)をすること」の名称として命名しました。

これはVIOまわりが綺麗に脱毛されていれば、衛生的な介護が受けられるという事です。

その他、男性でもピストバイクを乗られる方は足の脱毛をされたり、寿司職人の方は手に限定された脱毛を希望されるなどの需要の細分化も進んでいます。

 

脱毛サロンの開業に必要な資格・許可

脱毛サロンの開業に必要な資格・許可

脱毛サロンを開業して施術を行う場合、内容によって資格が必要になる場合があります。

そこでまずは脱毛の施術行為に必要な資格について厚生労働省の見解を抜粋して解説します。

厚生省見解の抜粋

第1 脱毛行為等に対する医師法の適用

以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。

(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為

(2) 針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為

(3) 酸等の化学薬品を皮膚に塗布して、しわ、しみ等に対して表皮剥離を行う行為

第2 違反行為に対する指導等

違反行為に関する情報に接した際には、実態を調査した上、行為の速やかな停止を勧告するなど必要な指導を行うほか、指導を行っても改善がみられないなど、悪質な場合においては、刑事訴訟法第239条の規定に基づく告発を念頭に置く。

上記の内容を要約すると、脱毛行為を行う場合、原則として医師の資格がないと出来ないと規定されています。

実際、医師の資格がないのに脱毛サロンを開業し脱毛行為を行った事で医師法違反として逮捕者が過去に複数出ています。

しかし全ての脱毛サロンで医師の資格を持った施術者により、脱毛施術が行われているかと言うと、実はそうではありません。

例えば大手脱毛サロンのミュゼプラチナムなども、医師免許の資格を持った方が脱毛施術を行っている訳ではありません。

では次に、どうすれば医師免許等の資格を必要とせず、脱毛施術を行う事が出来るのかについて解説します。

脱毛施術を合法的に行う方法は?

医師の資格がなくても医師法違反とならず、脱毛行為を行う為のポイントが2つあります。

ポイント

・レーザー光線又はそ強力なエネルギー光線を使わない

・毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為を行わない

つまり、この2点を守れば医師免許の資格がなくても脱毛サロンを開業し、脱毛行為を行う事が可能です。

逆に強力なエネルギーを有する光線を使用して毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為に限り国家資格(医師)が必要なので注意が必要です。

 

光脱毛医療レーザー脱毛ニードル脱毛
施術場所主に脱毛サロンで行われる施術主に医療機関で行われる施術方法。医療機関・エステサロン
特徴【SHR脱毛】
弱い熱で毛根を包む毛包にダメージを与える。
【SSC脱毛】

光照射し毛根にダメージを与える。
【IPL脱毛】
光の高熱でダメージを与える
レーザー光を肌表面にあてる。
毛と毛根を破壊する脱毛法。
毛穴に電流を流した針を差し込む。
毛根を1つづつ破壊する。医師免許が必要
痛み軽い痛み痛みあり強い痛み
資格
資格不要
資格必要
資格必要

※医療行為とならない様に脱毛サロンでは、光脱毛が現在主流になっています。
※ワックスを使用した脱毛、ブラジリアンワックスなども資格不要で脱毛行為が可能です。

脱毛サロン独立開業時に必要な許可

脱毛サロン開業の開業手続き、開業届作成

 

個人事業主として医療行為を伴わない脱毛サロンを新規に開業するのに必要な許可は、税務署に提出が必要な開業届のみになります。

開業届とは、個人で新たにお金を生む仕事を始めたら開業準備から1カ月以内に税務署へ提出が必要な書類になります。

脱毛サロン開業に
必要な資格・許可
届出先費用
開業届税務署無料

なお開業届の記載方法は、少し難しく分かりづらい書面になっています。

そこで脱毛サロンを開業予定の方にオススメするのは、簡単な質問に答えるだけで無料で開業届が作成出来る、開業freeeです。

開業freeeなら確定申告でメリットが多い青色申告に必要な『青色申告承認申請書』も同時に作成出来ます。

実際に私も登録して試してみましたが、5分程度で手軽に開業届を作成する事が出来ました。

後はパソコンで開業届を印刷して税務署に郵送(※2部郵送し1部控え用で返却してもらいます)すればOKです。

※『開業届の提出を忘れていた方!』遅れて提出してもペナルティーはないので、早めに提出を!

 

脱毛サロンにおススメの脱毛器は?

脱毛サロンで使用する脱毛機器の選定ポイントは?

脱毛サロンの開業時に導入される脱毛器は、先程説明した通り”光脱毛器”が主流になります。

光脱毛なら医師免許等の資格も必要なく脱毛サロンで使用される業務用脱毛器から家庭用脱毛器まで、様々な光脱毛器が販売されています。

そこで脱毛サロンで光脱毛器を導入する際の比較ポイントを整理しました。

脱毛器の購入比較ポイント

・機器の値段
・安全性
・ワンショット単価
・連射性
・照射範囲
・痛みや熱さ
・耐久性(照射回数)

以上が脱毛機器購入時の比較ポイントになります。

脱毛器は一般的に価格に比例して冷却機能が高くなり、そのぶん痛みが小さく照射範囲も広くなり施術時間も短くなる傾向にあります。

また脱毛機器を選定する上で理解しておく必要があるのが、施術料金の決定方法です。

ココがポイント

施術料金=施術時間の人件費+1ショット単価+減価償却費+販管費

施術時間は、機器の連射速度と照射面積により決定されます。

光脱毛を行う際、光を照射する範囲が広くまた照射間隔(連射速度)が短ければ短時間で一人のお客様を施術する事が出来ます。

ですから短時間で脱毛施術が出来ればその分、人件費を抑える事が出来ますよね。

また多くのお客様を受入れてる事が可能となるため、施術単価を安くする事が可能となります。

次に光脱毛器を選定する上で重要な要素である、1ショット単価です。

光脱毛では光を1回照射する毎に発生するランニングコストをワンショット単価と言い、脱毛器選定の際の重要なポイントとなります。

例えば1回あたりの照射面積が大きく、1ショット単価が安い脱毛機器であれば、低コストな変動費になります。

はてな

例)体全体で1000の面積を照射する場合のコスト差

A機器のスペック 1ショット   1円 照射面積1の場合は 1,000円
B機器のスペック 1ショット   1円 照射面積2の場合は     500円
C機器のスペック 1ショット0.5円 照射面積5の場合は     100円

最後に最も重要なのが、痛みです。光脱毛器が光を照射する際、皮膚に痛みや熱さを感じる事になります。

光脱毛器の多くに皮膚を冷却する機能が搭載されており、皮膚を冷やすことで痛みや熱さを緩和する事ができます。

※光脱毛器に冷却機能が搭載されていない場合、保冷剤などで冷やす事になります。

なお業務用脱毛器は、最大消費電力が1500w~2000wと電子レンジ並です。

台数や使い方によってはブレーカーが落ちる危険もあるため、脱毛サロン開業する場合は事前に店舗物件の使用可能な電力量を把握しておきましょう。

低価格な家庭用脱毛器

小規模な脱毛サロンにオススメする家庭用脱毛器

脱毛サロンで使用される業務用の光脱毛器は、100万~400万円前後と高額です。

そのため脱毛サロンを開業する際、一括購入ではなくリース契約で脱毛器を導入される店舗も多い様です。

しかしエステサロンで簡易的に脱毛メニューを追加したい場合、高額な脱毛器の導入はハードルが高いですよね。

また自宅サロンなど小規模で脱毛サロンを開業されたい場合も同様、業務用脱毛器の導入は難しいと思います。

なぜなら高稼働させたほうが減価償却もスムーズにできるため、専門店と比較すると施術単価がどうしても上がってしまうからです。

その他、先程も記載しましたが業務用脱毛器は最大消費電力が1500w~2000wと電子レンジ並です。

使用環境によってはブレーカーが落ちる可能性もあるため、小規模サロンに限っては家庭用の光脱毛器を使い脱毛メニューをスタートさせるのも1つの方法です。

またセルフ脱毛サロンを開業する場合も、低価格で勝負するなら家庭用の光脱毛器というのも選択肢になるのではないでしょうか。

そこで今回は家庭用の脱毛器ながら、高性能で人気の高い下記の3種類を比較紹介したいと思います。

 

商品名ケノンレイボーテ Rフラッシュ ハイパーPLUS
SMOOTHSKIN
定価69,800円79,200円42,000円
連射速度0.4秒0.2秒0.46秒
最大照射回数300万回90万回100万回
照射範囲7.00cm29.24cm23cm2
特徴カートリッジ交換で美顔器に。お肌の色に合わせて出力を自動調整する機能を搭載肌色を瞬時に感知する「スキントーンセンサー」搭載

上記3種類の脱毛器の詳細をそれぞれ記載します。

小規模脱毛サロンにオススメする脱毛器 第1位 レインボーテR

オススメ脱毛器 第1位!レインボーテR

小規模な脱毛サロンや、エステサロンなどで脱毛メニューを始めたい方にオススメするのは、レイボーテ Rフラッシュ ハイパーPLUSです。

2021年春モデルのレイボーテ Rフラッシュ ハイパーPLUSは、大手美容機器メーカーであるヤーマン製で美肌ケアもできる光美容脱毛器です。

美肌理論に基づいた高速ムダ毛ケアが可能で、90日間返金保証付きなので納得して購入検討頂けます。

また最大照射回数は上位モデルであるレイボーテヴィーナスが60万回なのに対し、こちらは90万回となっておりコスパ的にも優れています。

ココがおすすめ

・エステでも使われる赤色LEDと青色LEDを照射し、美顔器としても使えます。
・連射速度が早く照射範囲が広い→全身のムダ毛ケアが最短約3分で完了します。
・照射範囲が広い=少ない照射回数で施術できるためコストパフォーマンスが良い。

小規模脱毛サロンにオススメする脱毛器 第2位 ケノン



次に小規模な脱毛サロンや、エステサロンなどで脱毛メニューを始めたい方にオススメする脱毛器は、楽天市場(全国)の週間脱毛器ランキング523週≪第1位≫の脱毛器 ケノンです。

最大300万発と瞬間最大出力UP120%という特性でコスパの良さが売りの脱毛器です。

私の知り合いのセラピストさんも自分用にケノンを購入して良かったので、ケノンを利用した脱毛メニューを開始したとの事。

試しに自分用として購入し、納得してからメニュー化するというのもありですね、

ココがおすすめ

・レベル1で300万発・レベル10で50万発も照射可能です。
・照射範囲もヤーマン製に次ぐ大きさで素早く脱毛が可能。

小規模脱毛サロンにオススメする脱毛器 第3位 SMOOTHSKIN


最後に紹介する脱毛器は、最先端のテクノロジーを集結したイギリス製の脱毛器 SMOOTHSKIN。

肌の色を瞬時に感知する「スキントーンセンサー」を搭載し、最適なパワーで自動照射する事が可能です。

ココがおすすめ

・選べる3つの照射モード(スピード・パワー・痛みを制御)で、脱毛施術可能
・肌の色を瞬時に感知する「スキントーンセンサー」を搭載

 

脱毛サロンの開業資金目安

脱毛サロンを開業するのに必要な開業資金は?

脱毛サロンで必要となる開業資金は、脱毛器の選択と開業規模により大きく異なってきます。

脱毛器は家庭用の1台5万円前後から業務用の脱毛器だと数百万円と様々です。

そこで一人の施術者で脱毛サロンを立ち上げる場合は、脱毛器とは別に貸店舗物件では150万円~200万円程度の自己資金を用意しましょう。

自己資金が不足する場合は、日本政策金融公庫(国金)の融資制度などを活用する方法が有ります。

例えば新創業融資制度では、新たに事業を始める方や事業を開始して間もない方に無担保・無保証人で融資を行う制度です。

ただし融資を受ける場合、一般的には開業資金の3割程度を自己資金で用意する必要があるといわれています。

また脱毛器も運転資金等から鑑みて、リースでの購入を含めて検討しましょう。

脱毛サロンにオススメの店舗物件

脱毛サロンのお店を開業する場合、出店形態は主に下記の2つになります。

ポイント

  • 貸店舗物件を借りて脱毛サロンを開業
  • 賃貸マンション(sohoタイプ)を借りて、脱毛サロンを開業

脱毛サロンを開業する場合、選択肢としては貸店舗か賃貸マンションで開業する事になります。

なお脱毛サロンの立地はある種、コンプレックスを改善する場所でもあるため一等地の綺麗なビルである必要は必ずしもありません。

小規模な脱毛サロンの場合は隠れ家的なマンションタイプで開業するケースも多くあります。

但し賃貸マンションで許可なく脱毛サロンを開業したい場合、賃貸借契約上、重大な契約違反になってしまいます。

そこでオススメするのが、SOHOタイプの賃貸マンションです。SOHOとは住居仕様なのに、店舗契約や事務所契約が可能な物件になります。

最近のSOHOタイプは、デザイナーズ物件と呼ばれるものも多くあり、新たに内装を施さなくてもオシャレな内装ですぐに店舗を開業出来るものが多くあります。

そんなSOHOタイプで脱毛サロンを開業されたいなら、DOOR賃貸がオススメです

DOOR賃貸なら、大手賃貸物件サイトをまとめて検索可能(スーモ、マイナビ、アパマンなど)でSOHOが簡単に探せます。

脱毛サロンの開業におススメな物件がないか検索されてみてはどうでしょうか。

脱毛サロンにオススメのカード決済

脱毛サロンにオススメのカード決済

脱毛サロンの開業準備が整ったら、クレジットカード決済の導入も忘れずに行いましょう。

クレジットカード決済を導入するだけで、見込客UP,客単価UPなど集客力強化にも繋がります。
例えば給料日前で財布の中身に余裕がなくても、お客様は安心してオプション追加なども出来ますよね。

最近のクレジットカード決済では、スマートフォンやタブレットを使ったスマホ決済(モバイル決済)が急速に普及しています。

従来のクレジットカード決済(キャット端末と呼ばれる高額な機械)よりもカード決済を導入する敷居は大幅に下がっています。

現在、日本国内で利用出来るスマホ決済(モバイル決済)大手3社の比較表を掲載します。

スマホ決済サービス比較表

サービス名

Square

AirPAY

STORES 決済

月額料金

0円

0円

0円

決済端末価格

4,980円~

19,800円

19,800円

決済手数料

3.25%VISA/Master
3.25%JCB
3.75% 電子マネー

3.24% VISA/Master
3.24%JCB/Diners
3.24% 交通系電子マネー

3.24% VISA/Master
3.24%JCB /Diners
3.24% 電子マネー

備考

端末割引キャンペーン中7980円→4980円

端末実質無料
キャンペーン中

※iPad・iPhone専用端末

端末無料キャンペーン中(条件あり)

2023/5/10 現在

3社に共通するのは、下記の3つです。

1:初期導入コストの安さ
2:売上に応じた手数料の安さ
3:入金スパンの早さ

 

脱毛サロンにオススメ第1位! Square 

複数のクレジットカード決済サービスがありますが、脱毛サロンの独立開業時に導入するなら、squareをおすすめします。

おすすめ理由としては、squareならコース料金の施術や回数券代の支払いもカード決済可能だからです。

他のカード決済サービスは都度払い(その日の施術分をその日に支払い)のみしか対応していません。

 

脱毛サロン開業時のカード決済はsquareがおススメ

やはり脱毛施術を行うには、コース販売や回数券を販売が必須ですよね。

そのとき現金払のみだと高額商品の販売活動が難しくなります。

・つまり、squareならサービスの期間が5万円以下のコースは、提供期間が1年以内なら決済可能です。
・サービスの期間が5万円を超えるコースは、提供期間が1ヶ月以内なら決済可能です。

スマホにカード決済の端末を差し込むだけでカード決済が導入できるsquareなら、月額利用料0円、決済手数料も3.25%です。

またお客様をお待たしない処理スピードの速さや、カード情報が読み取れなくてもカード番号を手入力で決済出来るところも魅力です。

ココに注意

JCB、Diners Club、Discoverカードに関しては取り扱い禁止商材として下記が設定されています。

  • 脱毛・痩身・豊胸

脱毛サロン開業に必要な契約手続

脱毛サロンのコンセプトに基づき、開業資金を準備し物件や内装が決まれば、いよいよオープン目前です。

そこでいま一度脱毛サロン開業までに必要な内容を確認してオープン日に備えましょう!

また脱毛サロンは、リラクやエステサロンに比べると皮膚障害や熱傷など施術トラブルが格段に増します。

脱毛の施術を開始する場合は、脱毛行為が施術賠償の対象となるか施術賠償保険の見直しもセットで行うことが重要です。

特にセルフ脱毛に関しては施術自体行わないため、肌トラブルが発生してもお店側は法的な責任が生じない可能性があります。

その場合、法的な責任を賠償するための保険金は当然支払われることはありません。

そこで施術トラブルがあった場合、自己責任となる旨の合意書を取得することも重要になります。

エステサロン保険の比較ガイド!おすすめの賠償責任保険は?
エステサロン保険の比較ガイド!おすすめの賠償責任保険は?

こんにちは、長井 達也です。 今回は”エステサロン保険の比較ガイド!おすすめの賠償責任保険は?”です。 施術者の皆さん、施術ミスでお客様に怪我をさせてしまったり、うっかりお客様のお洋服や預かり物を汚し ...

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※エステサロンがオプションで脱毛施術を行う場合、現在加入されてる施術賠償保険では脱毛施術で賠償責任が生じた時に対応できない可能性があります。

脱毛サロンの開業時に必要なリスト

  • 水道光熱関連
  • クレジットカード決済
  • ネット予約システム / ホームページ
  • セキュリティー(必要に応じて)
  • 損害賠償保険
  • 媒体掲載の契約
  • 有線などの音楽関連
  • インターネット・電話契約
  • 塵処理契約
  • 特定商取引法に基づく概要書面・契約書面の作成

 

脱毛サロンの集客方法

脱毛サロンの集客方法

脱毛サロンにお客様を集客しようとした場合、Hot Pepperなどに頼りがちですよね。

もちろん重要な媒体の1つですが、口コミを狙っていくなら外せないのが、【エキテン】です。

エキテンは国内最大級の店舗口コミサイトで、総掲載店舗数440万店・投稿口コミ数100万件超です。

脱毛サロンはもちろん、エステやリラクなど理美容系の店舗が多数掲載されています。

有料プランもありますが、無料で店舗の情報や口コミを集められる無料店舗会員プランがあります。

まずはそちらにご自身の脱毛サロンを登録し、どの程度集客出来るか反応を見てから有料プランを検討してみましょう。

HPを活用した脱毛サロンの集客方法

HPを活用した脱毛サロンの集客方法

脱毛サロンを開業しホットペッパービューティーなどの媒体に掲載し集客が成功したとしても、お客様が定着し顧客化しないと経営は安定しません。

そこで重要になるのが、脱毛サロンの開業にあわせて自分の強みが積極的にアピール出来る、お店のホームページを作成する事です。

なぜならお店のホームページを持つことでブログなどの情報発信を重ね、ブランディングを進めて顧客との結びつきを強め、結果としてお客様の顧客化がより強固になるからです。

またホームページの作成目的は直接的な集客だけではありません。

意識の高いお客様ほど事前にお店のホームページを閲覧し、来店をするか判断してからポータルサイトで予約される導線になるからです。

しかし正直、お店のホームページなんて作った事ないしWEB制作会社に依頼しても高額な金額を請求されそうで怖いですよね。

そこでオススメしたいのが、CMSと呼ばれるお店のホームページ等が簡単に作成出来るサービスです。

CMSとはプロのデザイナーが作成したテンプレートを選択するだけで、簡単にデザイン性の高いホームページが作成できるサービスです。

後は管理画面に沿って、画像やテキストを入力すればすぐにホームページが公開出来ます。

今回は集客に役立つお店のホームページが手軽に低価格で始められるサービスを3つ厳選して紹介いたします。

オススメ順位サービス名特徴
第1位
・月額1000円(税別)~利用可能!
・様々な業種に対応したHPが作成可能!デザイン4,000通り!
第2位・月額0円~利用可能!
ペライチなら3ステップだけでホームページをあっという間に公開可能。
誰にでも使いやすいかんたんな操作でホームページをつくれるのが魅力です。
第3位
・月額 750円(税別)~利用可能!
・店舗向けに特化したホームページ作成サービス!

いずれもパソコンサイトとスマホサイトが同時に作成できるものになります。

使い勝手に大きな違いはないので、好みのデザインが手軽に作成できるかなどで判断されてみてはどうでしょうか。

脱毛サロンの確定申告

脱毛サロンを開業したら確定申告しよう

個人事業主として脱毛サロンを開業したら、確定申告が必要になります。

確定申告とは、個人事業主の方が1月1日~12月31日までの1年間の営業結果を翌年の2月16日~3月15日の間に税務署に申告する事を言います。

確定申告
の種類
白色申告青色申告
届け出の必要なしあり
所得控除額なし10万円55万円
帳簿の種類単式簿記単式簿記複式簿記
赤字の繰越繰越不可3年繰越可能

本来確定申告書を作成するには会計や簿記の知識が必要になるのですが、お小遣い帳感覚で開業した脱毛サロンの確定申告の作成が可能となる、クラウド型と呼ばれる確定申告書が作成出来る会計ソフトをご紹介します。

クラウド会計ソフトとはインターネット上で入力出来るソフトの事で、特に下記はいずれも会計の知識がなくても確定申告書を作成する事が可能です。

それでは早速おススメの3社のクラウド会計ソフトを比較していきます!。

弥生の青色申告会計ソフトfreeeマネーフォワード
セルフ
年9,680円
スターター
年12,936円
パーソナル
年11,760 円
電話サポート付
年15,180円
メールサポート
年26,136円
電話サポート付
年35,760 円
 最安値&人気No1!スマホで領収書撮影するだけの簡単処理!
個人事業主の伸び率No.1
初期費用0円初期費用0円初期費用0円

※個人ではじめて脱毛サロンを開業される場合は、サポート体制も含め弥生会計がオススメです。

 

未成年に対する脱毛

未成年に対する脱毛

未成年(17歳以下)の方を施術する場合、注意が必要です。

注意ポイント

2022年4月1日より「民法の一部を改正する法律」に基づき、成人年齢を20歳から18歳に引き下げる法律が施行されました。
参照元:法務省 http://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00218.html

未成年の方は、親の同意がないと法律行為(売買などの契約行為)を行う事が出来ません。

ですから親御さんの同意なく未成年の方と脱毛施術のコース契約してしまった場合、後日請求の取消を求められた場合には応じる必要があります。

詳しくは下記をご参照下さい。

脱毛サロンで18歳未満の高校生(未成年)を施術するため法律・同意書ガイド!
脱毛サロンで18歳未満の高校生(未成年)を施術するため法律・同意書ガイド!

こんにちは、長井 達也です。 今回は”脱毛サロンで18歳未満の高校生(未成年)を施術するため法律・同意書ガイド!”です。 最近は美容の低年齢化が進み、未成年の方でも脱毛サロンやエステサロンに来店される ...

続きを見る

まとめ

以上、脱毛サロン独立開業ガイド!必要な資格・開業資金・集客・セルフ脱毛はいかがでしたか?

脱毛サロンはこれまで高出力で医師免許が必要な機器の使用するなどした一部の店舗において、逮捕者が出ています。

また違法性はなくても全国の消費生活センター等には2012年度以降の約5年間に、脱毛施術により危害を受けたという相談が964件寄せられています。

危害の内容は脱毛サロン・医療機関の施術のどちらも「皮膚障害」と「熱傷」が多くみられます。

脱毛サロンの開業時には、施術に関する賠償保険の加入はもちろん機械任せにせず脱毛技術の高度な理解とお客様を適切にケア出来る観察力が大切です。

その他、中華製などの低価格な脱毛器を積極的に販売しているディーラーも増えており、まずは複数の脱毛器を実際に体験してみてはどうでしょうか。

ポイント

  • 脱毛サロンで施術を行う場合、レーザー脱毛等でない限り国家資格は不要。
  • 脱毛サロンを新規に独立開業する場合、税務署に開業届の提出必要。
  • 脱毛サロンの開業資金として、脱毛器+150万~200万円を最低準備。
  • 脱毛サロンの開業場所として貸店舗・賃貸マンション(soho)など。
  • 脱毛サロンは女性だけでなく介護脱毛や男性脱毛など複数の需要。
  • 脱毛サロンのカード決済は都度払い+回数券販売も可能なsquareがオススメ。
  • 脱毛サロン開業時、口コミ無料媒体【エキテン】などオススメ。
  • この記事を書いた人

運営者 長井 達也

独立開業される施術者さんに向けて、開業・運営、集客、確定申告など役立つ情報を提供しています。またリラク・エステ・整体・整骨・鍼灸などジャンルを問わず独立開業・運営の個別コンサルティング&店舗物件の仲介も行っています。気軽にご相談下さい。

【経歴】ヘアサロン・ネイルサロン・リラク・鍼灸院の立上げ・居酒屋の立直し(年間400万円の赤字店舗→1年後に700万円の黒字化)・IT企業で総務・経理など。現在は商業不動産のリーシングやレンタルサロン運営を行いつつ、農業・陸上養殖・地方創生にも興味があります。4人兄弟の末っ子B型左利き

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